これは私の実話。
中学生になり、新しいクラス。
新しい友達。
隣の子が声をかけてくれた。
遠い街から引っ越してきたらしい。
たまたま趣味があって、どんどん仲良くなってた。
その子は虐められてた。
社長令嬢で可愛くて、コミ力もあるからかな。
要らないほどの正義感と
気の強さ
頑固
これは私の短所。
助けなければよかったかな。
先生も巻き込んで、部活を退部して。
そこまで辛かったんだよね?
何度も励ましの言葉をあげた。
守ってた。
でも事が落ち着いていくと、いじめていた子と仲良くなっていた。
私は、いじめていた子を小学生の頃から知っている。
中一で、ネッ友と会い
ネット出できた彼氏とDM
15人も彼氏いるんだ〜
10万を片手にインスタのストーリー
そんな子だった。
私は、多分。
見返りは求めてない。
でも、心配で心配で。
『 誰と仲良くするかは自由だけどさ、気をつけないよ』
『 お前さ、よくいじめてきたやつと仲良くできるよね』
強く言葉をかけてしまった
『 まぁいいけどさ、気をつけてよ』
私もしつこかったかな。
これに対して
『 いいなら、私の人生に口出ししないで』
あー。私、もう無理かも
助けなければよかった?
私はどうすればいい
また裏切られたのかな。
悲しいな。
先生からも言われた。
『 あなたは優しすぎるから、気をつけて』
優しくないよ。
多分、人を助けたいだけ。
うん。
でもさすがに自分でも言っていいかな。
私は優しいんだな。
正義感なんていらないよ。
#優しい
無理に笑わなくていいよ。
君は、いつもニコニコしてるね。
素で、いつもニコニコできる人なんていないのだよ。
ずっと笑えてる人は、感情がない人だよ。
意味もなく笑うなんて怖いでしょ?
気を使わないで。
君は幸せ
幸せだけど、幸せじゃないのかな。
うん。分かるよ。
そこの君、無理しないで。
みんな
本当の君に会いたいよ。
#君に会いたくて
僕は、日記を付けるのが趣味。
今日の出来事
一日の感想
良いことも
悪いことも
全部文字に書いてしまう人間
文字に書いたら。すっきりする。
一日の反省会をして、自分の中で良い奴を演じてた。
あとから日記を見返しても、反省なんてしない。
悪いことだけ頭の中に入ってきて、憂鬱になるだけ。
分かってる。
分かってるんだけど。
こんな自分だということを信じたくない。
確実に変なんだよ。
・○/〇 (雨) 今日も同じ
今日も私は話しかけた。反応がない。そんな理由はもうわかってる。
ほらね?
反応がないんだよ。
食べ物も食べないし
現実を受け止めたくない僕がいる。
もう日記は、書かない。
僕の頭の中で、この話は終わりにしておこう。
生きるんだ。
僕。
#閉ざされた日記
辛くない?
大丈夫?
何かあったらすぐに言ってね
うるさいよ。
うるさい。
そんな簡単に言えたら悩んでないよ。
みんなウザイのに。
こいつだけは。何も思わない。
「ねぇ、桜!」
私の友達だ。
「あのさ、なんか悩んでるでしょ〜?」
「え、別に悩んでないよ?」
「ほんとに〜???」
「うん。」
「そう?なんかあったら言いなさいよ〜??笑」
「うん、ありがとう。」
窓から入ってきた風。
カーテンが揺れる。
私の友達は振り返った。
「ねぇ!やっぱ、うん!一緒にご飯行くよ!
これは強制だからっ!」
なんで私に構うの?
ダメなのに。
風に揺られ、カーテンと共に揺れる君のロングヘア
許されないんだ。
同棲愛なんて。
結婚相手は決まってるのに。
言えないよ。
君が大好きで。
今、改めて君が美しいことに気づいてしまったんだ
#美しい
は、ここはどこだ?
「ねぇ、分かる?!はると?目が覚めたのね?!」
「ん、なんで俺、病院に、?」
「あなたは、バイクに乗ってる途中に車とぶつかったのよ?」
「?!、、な、なぁ、はるは?無事、だよな?」
…
空気が重くなった
「は、?亡くなったの、か?」
「とっさに、ヘルメットを被らせたみたいよ、あなたに」
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「ねぇねぇ!!2ケツなんてダメじゃないの?」
「大丈夫だよ、心配すんなって」
「もうっ、はるとはほんとに危なっかしいんだから」
「は?お前に言われたくねぇーよ」
「?!?!なんなのその口の利き方!!」
「うるせぇな、っ」
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なんであんな会話で終わったんだよ、
なんで今日に限ってあんな言葉
まだ、手を繋いだだけで
それ以上前に進められてない
キスさえしてない
お互いに、好きと伝えあっていただけ
「なんでっ、俺だけ、?なんで俺だけなんだよ、っ」
「はると、これを見て」
「は、?」
たいすき
「たいすき?、」
見ると、はるのスマホのメモ機能だった
「はるちゃんは最後に、ありがとう、メモみてって言ったらしいわよ」
「はっ、、なんで、たいすき、?遅いよっ、」
なんで俺は、、
あんな、もう遅いのに
たいすき
「お、れっは、お前と一緒が良かったのにっっ、」
俺の目は、どんどんぼやけていった
それは俺の目から流れる
止まらない涙だった
「俺だって、ッッ大好きだよっ、」
#君と一緒に