むらたま

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7/20/2024, 11:09:43 AM

私の名前を呼び捨てで呼んでくれたのは貴方が初めてだった。
呼んでくれた時、私はすっぴんの私になれた気がした。
何も隠すことはないんだ。
固く閉じた心の扉が開いた気がした。
他の人には呼ばせない、私の名前。

7/19/2024, 11:27:10 AM

私の視線の先にはいつも貴方がいた。
ぼんやりと、でも確かに存在する。
幼い時にぼんやり空を見上げた時。
海に行って水平線を見つめていた時。

だから初めて声をかけてくれた時、全てのピントが合った様に感じたんだ。
それからはどこかふわふわしていた私の存在まではっきりとしていった。

貴方もそう、だったらいいなぁ。

7/18/2024, 12:27:42 PM

私だけなんだろうか、外で遊ぶより本を読む方が好きなのは。
ずっと一人ぼっちな気が、していた。
高校に入って気の合う仲間もできて。
だけれどそんな仲間ともだんだん疎遠になっていく。
私だけしかできない事がしたい、と力んでいた事もあった。
今私は私だけの人生を歩んでいる。
その道は自由で毎日がうつくしい。

7/17/2024, 8:39:35 PM

遠い日の記憶。
家族で上野の美術館へ行った。
駅から公園への道で画家か流浪者か分からない人が似顔絵を描いている。
大きくなったら、描いてもらいなさい。
父にそう言われて足早にその場を去った。

大人になってみたら、そこは誰もいなくなっていた。
そこで似顔絵を描いてもらうのは小さな私の夢、だったのだけれども。

7/16/2024, 1:01:10 PM

空を見上げて心に浮かんだこと。
大好きだった、亡くなった方々。
親とは違う生き方を見せてくれた。
苦しみ、悩みながらも精一杯生きていた。
自分の心のままに。
貴方達が私を自由にしてくれたんだ。

空を見上げるたびに思い出す、笑顔。

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