お金より大事なもの
詩における文ってなんだろう
詩における好きってなんだろう
何かに執着する上で
何かを捨てなければならないのなら
僕は0と1の間をくぐり抜け
最初の篝火へdiveをするだろうに
僕も君も なりは大人だけれど
暖かいベッドで丸くなるのが 大好きなのだ
なんて
儚い泡のような光と 朧気な顔が浮かんだ
いつだって記憶はノスタルジーで
色の無い世界を映し出す
一体誰を思っているんだろう
初恋の人なのかな
いなくなっちゃった人なのかな
人生を変えた人なのかな
手紙をくれた人なのかな
手紙を受け取った人なのかな
手紙すらなかった人なのかな
僕にとっても似てた人なのかな
思いつく人は沢山いても
その中に今いる人はいない
結局 想うのは過去ばかり
未来しか買えないお金じゃ
決して買えないメモリーの器械
結局 羨む人ばかり
だから
いつか胸を張って
詩が好きだって
言いたいな
君は今
何してるんだろ
昔はなんとなく分かったんだけどな
今はもう顔も思い出せなくて
あるのは連絡先と 枯れた詩だけ
物憂げな空
私、雨雲が一番好きなの
物思いに沈む時、彼も一緒に沈んでくれるから
泣きたい時、彼も一緒に泣いてくれるから
だから私、雨雲に住みたいの
自由に空を闊歩して
やりたいように行動して
あ、風に流されているんでしたっけ
自由ってわけでもないのね
あと、ちょっとだけ可哀想
皆から顔色伺われてるから
でも、ちょっとだけ羨ましいかも
皆から見られているのですから
今日もなんとなく空を見て
今日もなんとなく気分を知って
今日もなんとなく傘を持つ
なんとなく嫌な気分だけど
でもどうしてだろ。なんでか好きなの
Love you
あなたに手紙を出した
溶けては消える泡のような
けれど人魚姫なんかじゃない
波打ち際に姿は無い
あなたに手紙を出した
解けては消える謎のような
けれど謎なんて有象無象
彼女の日常に僕はいない
凹凸がハマり結ばれるように
謎は解くものと解かれるもので
ハマらなければ水の泡で
僕と彼女はそうだった
ただあなたが好きだった
真っ直ぐに言えなかっただけで
ただあなたといたかった
ただ問いかけたかっただけで
ただ あなたにもっと あなたのことが
0からの
スタートって言葉しか思い浮かばないから
意外と大丈夫なんだろうね
久々に たまに 初めてでいいから
1回くらい そんな自分にお世辞しとくか