9/14/2025, 2:03:03 AM
あなたに使う時間が多すぎたみたいです。
あなたが私の前から消えていなくなってから
私の中には
誰にも埋められない、誰にも満たせない
空白が今も残っています。
9/12/2025, 11:10:58 AM
雷が鳴る。大雨が降る。風も強くて、外を歩けばどこか遠くに飛ばされそう。
学校帰り。
立入禁止の廃墟ビル。
あまりの天気の荒れように迷う事なく足を踏み入れた。
止まらず荒れ狂う天気に焦点を合わさず眺めていると後ろから声がした。
「神様が怒ってるな」
明るくて優しくて、少年漫画にも少女漫画にも登場してきそうなみんなの人気者。先輩はそういう人。
「マネも雨宿り?」
「はい。今日はキャプテン一人なんですか?」
「そー。台風がひどくなる前に帰らせた」
「彼女さんのこと、随分愛してますよね。惚気ないでくださいよ。私も相手ほしくなります」
天気に似合わない春の陽のように優しく笑うキャプテン
「雨が止みませんね」
台風が過ぎ去ってしまうその時まで。少しだけ。許してください。
「雨っていうか台風すぎない?」
「キャプテンが先に雨って言いました。」
神様。感謝します。
9/11/2025, 2:24:49 PM
ひとりなの。ずっと。
友達も、恋人も、兄弟も、両親も。
隣にいるのに、目が合わない。
ずっとみんなの背中を追っている。
一人きりでいることにはもう慣れた。十分すぎる時間があったから。
なのに、まだ独りきりである事実から目を背けている。
早く振り向いて。
独りきりであることに目を向けたくないの。
誰でもいいなんて言いたくない。
こんなときでも
"あなたがいい"と
願ってしまうわたしは、我儘で欲張りでしょうか?
9/9/2025, 12:27:41 PM
フィルターのかかった恋だった。
サッカー部員というフィルターの外れた君は、サッカーを愛する一人となり
サッカーを頑張る君に恋をしていた私はフィルター越しの君を見失って
6年の想いは、いつの間にか思い出になっていた。