南風

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11/23/2024, 12:41:31 PM

助けてほしかった、誰でもいいから助けてっと叫び出しそうな夜だった。
世界中が割れて崩れてしまうような足下を感じながら、踏ん張りの効かない感覚。
助けて、お願い助けて。
絶望だけが目の前に有る、切り立つた崖が行く手を防ぐ。
駄目だ駄目だ、目を覚ますのよ悪夢から。
気力を振り絞り目を開ける、眼の前には愛犬のお腹。
あ〜苦しかった、窒息するとこだった。

11/20/2024, 11:02:11 AM

影の薄い子だった、遊んでいても何処か淋しげな儚げな子だった。
小学校に上がると、友だちも出来て少しは明るくなるだろうと親は期待したが。
あいも変わらず、儚げな子であった、
心配した祖母が、何処へでも連れて回ったが相変わらずであった。
そんな時転機が訪れた。
祖父が仕事の寄り合いに連れて行った先で、仔犬を貰ってきたのである。
面倒を見るのは、お前の役目だと祖父に言われ。
姉妹の様に、過ごすうちに明るくよく話す子に変わって行った。成長した仔犬は、立派な秋田犬になり。
この子も、美しい娘に成長したのでした。
娘と愛犬は今でも私の宝物。

11/18/2024, 10:15:41 AM

たくさん生きて来たので、思い出は有りますね!
嫌な事、嬉しかった事、哀しかった事、悔しかった事、
色々有りますね!
感情ってなかなか、表せないよね。そんな事も有った。
何かそれぞれまとめて生きて行くって事かな。
若い時は、平凡何で嫌だなぁって思うけど。
それが一番難しいのよ、たくさん色々有るのが良いのよ。

11/15/2024, 11:43:22 AM

愛犬が死んだ、十五年一緒に居てくれた相棒が死んだ。
辛い時、悲しい時そばに居てくれた相棒が死んでしまった。
犬は、飼い主が悲しいと慰めてくれるものらしいが家の相棒は違った。一緒に泣き出すし、怒ると怒りだす。
まるで、私の感情のままだった。
哀しくて、淋しくて泣きくれる日々。多分相棒も鳴いているだろう。
だからもう泣かない、笑うと嬉しそうに走りまわっていたから。
そんな私を見て、友達が恐る恐る籠から子猫を出してきた。産まれ過ぎちゃって、何とかしてと!犬から子猫かぁ〜い。

11/14/2024, 10:50:26 AM

仕事帰りに、買い物でもして帰ろうと足早に歩いていると。公園で遊ぶ娘が見えた、もう一人で遊びに来れる様になったんだなぁ〜。お友達とも仲良さそうにしている。
少し寂しい気持ちも有るが、良い事だと納得させる。
買い物を終え、公園を通り掛かると娘が抱き付いて来た。
その時、さぁっと風が吹き付ける娘を抱きしめ。
秋風さんありがとう、まだまだ娘は私の腕の中。

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