とらた とらお

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12/9/2024, 1:34:51 PM

手を繋いで、というよりも
むしろ2人は手を繋いでいない
肩を並べて、という方が正しい

肩を並べて離れていても
2人は繋がっていないわけではない
敢えていうなら見えない線、電流で繋がっている

それは綱ほど太く
シュクシュクとした形をしていて
伸縮自在で適度に張りがある

手を引かなくても2人は同じ方向へ進んでおり
視線は別々でも同じところに行き着く

2人の距離が離れても
2人は繋がったままであり
手を繋いでいなくても
相手を引き上げ助けることができる

時に気を休め
相手に引っ張られる心地よさに浸りながら
同じ方向に進むこともできる

伸縮は互いの合意を得た長さで維持されるため
引っ張る側にも負担はない
むしろ心地いい

ハンマー投げ、遠心力のあるものを
引っ張り続ける心地よさに近い

とはいえ
2人も時には手を繋ぐ

肌から伝わる微弱な電流
淡いしびれを感じながら
まるで自分に触れているような
結界のない不思議な感覚を楽しむようにして

12/8/2024, 10:09:38 AM

テーマは
【ありがとう、ごめんね】

私からは
【そしてやっぱり、ありがとう】




あなたには感謝しかない。

12/7/2024, 11:19:50 AM

世の中を悟って
ある程度理解すると

「悟り」までに
到底理解が及んでない
圧倒的に理解が足りないことを悟る

8割理解できた気になっていたものが
理解できてないことが8割以上あることに気づく

これが
「圧倒的」

そしてまた8割理解できたと思った頃に
理解できてないことが
8割以上あることに気づくのだろう

ピラミッドが繰り返されるイメージだ
三角形の全容が見えてきたら
その三角形がもっと大きな三角形の
頂点の一角に過ぎなかったと知る

これが
「圧倒的」


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部屋の片隅でこんなことばかり考えてる。
自分の無理解を知っているから、これを書いてるのも恥ずかしい。だけど書く。
恥は“書き”捨て。

12/6/2024, 11:00:22 AM

(題目しらず)

素直に生きる。

人は私の言動、感情に反応して
それに適した言葉をかける。

素直に生きればまっすぐ届き
偽りの仮面で生きれば
自分の心には届かないことになる。

素直に生きれば人との心のやり取りがあり
偽りの仮面で生きれば
誰とも心のやり取りができず
周りに人がいるはずなのに
孤独に生きることになる。

孤独を解消するには
仮面の下の素顔を見抜ける人物に
偶然出会うほかなくなる。
そんなギャンブルしたくない。

私は知っている。
人が変わるのに長い月日がかかることを。

なぜなら私自身が長い年月をかけて
少しずつ自分を変えてきたから。

だからなかなか変われないからといって
変わろうとしている人を
責め立てるようなことはしない。

12/2/2024, 11:13:47 AM

希望と絶望の波に
脳によって強制的に晒される病気がある

私は運がいいことに
その病気になっている
何が起きるかというと鬱を繰り返す

この病気から得られる人生の経験値は凄まじい
ただし普通のうつ病より
自殺率も自殺完遂率も高いと言われている

そんな病気になって
「運がいい」なんて言う馬鹿は
私ぐらいなものかもしれない

たとえ他にいてもほんのひと握りの
頭のネジが外れた覚悟ある精鋭たちぐらいだろう
(これは褒め言葉。
 頭のネジを外さないと狂うし
 圧が逃げなくて爆発する。)

この病気について
解決しようと調べ回ると
ある言葉がよく出てくる

それは
「一喜一憂しないこと」

一番最初に書いたように
希望と絶望の波に襲われる
気分が良くなったり悪くなったりを
強制的に繰り返すため
逐一喜んだり悲しんだりしてしまうと
より絶望感が高まることになる

光と闇が繰り返されても
ただただ観察しておくのがよいわけだ
そうするとある種
闇のなかでも希望が持てる

この病気は人生と変わらない
いいことがあった後には悪いことが起こり
悪いことが起こった後にはいいことがある
禍福はあざなえる縄の如しと言うらしい

光と闇の狭間においては
一喜一憂せず
明鏡止水の気構えでいることが重要だ


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この病気には治療薬がある
波を小さく抑えることができる
それでもやはり波はあるから
一喜一憂したりしない

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