(題目しらず)
赤ちゃんの頃から我慢してばっかりだ 笑
家に風呂がなく公衆浴場に通っていた。
私を洗った後、母自身が洗う時間を設けるため
近所のおばちゃんが私を湯船につける。
あれが嫌だった。
理由は知らないが嬉しそうな顔して
湯船からおばちゃんが手を伸ばしてくる。
底に足もつかない体は
お湯でぬるぬるとした感触に変化した肌に
全身が包まれる。
他人の体にぬるぬると…
あれが本当に嫌だった。
嫌な顔をすると大切な人(母)の立場を悪くする。
それで泣きわめくなんてことはしなかった。
赤ちゃんだって気を使う。
言葉などの伝達手段を持ってないからか
嫌な気持ちを伝えようという発想さえなかった。
泣きわめかないなら、我慢するほかない。
迷惑をかけてはいけない。
全身はぬるぬるして気持ち悪い。
せめてもの安心感?で、体を洗う母親を
じっと見つめるしかなかった。
私は今、部屋の中を漠然と見ている。
目に入る物の名前を認識せず漠然と見ている。
ふとここで物の名前を意識してみる。
それまで自由に広がっていた世界が
名前をつけたり認識した途端
凝り固まった小さな物として捉えてしまう。
結界が張られた
個として際立った
と言ってもいいかもしれない。
よく分からない人は
「役割が決められきってしまった」
と捉えてくれてもいいが、
この話はそこに留まらないことだけ
留意してほしい。
しかし名前には反対に
世界を跳躍する能力も持っている。
そこに風を送っている物がある。
羽根が回転している。
名前は「サーキュレーター」。
そう聞くだけで、
ただ回転して風を送っていただけの物体が
他の物より静かに遠くに
風を送っているイメージが思い浮かぶ。
目の前に広がる世界より
より多くの情報を伝えてくれる。
ススキが揺れる
さらさらと
我々は結果を見ているだけ
溶け残りが入ったカップ
ぐるぐるとかき回す
中で渦巻く、銀河のよう
我々は結果を見ているだけ
結果を見ているだけだから
それ以外の条件が存在しないのは当たり前
必然なのは当たり前
結果が起こる前は
無数の条件が偶然という名前で存在し
結果が起こった後は
唯一の条件が必然という名前で存在する
冷たく聞こえるかもしれない
でも、結果と条件と無数の存在を意識すると
結果を柔らかく受け入れられる
パラレルワールドなんて言葉を知る我々は
ススキの揺れが必ずしも一緒じゃないと想起する
それは目に見えない物理現象という条件が
そのたびそのたび風の揺らぎを変えるから
でも、この世の全ての条件を固定して
繰り返し繰り返し再現する存在がある
録画して再生してみればいい
再生するたび同じ映像が見えるのは
全ての条件を固定して再現しているから
一つたりとも条件の変更は許さない
人が認識してない条件まで固定する
何一つとして条件を変えず
繰り返せる存在は稀だろう
人の思想思考も条件
相手が怒らせるから怒るのではなく
自分に怒る条件が揃ったから怒る
同じ人と接しても
怒る人怒らない人と差が出るのが証拠だろう
怒ってしまうのは仕方ない
あくまで条件が揃っただけ
我々は結果を見ているだけ
何かを正したいと思うなら
そうならない条件にしてやればいい
思想思考でそうできることもある
もちろん他のことでもね
(まだこの考えは私の中でぼやっとしている。
はっきり見えないということは、間違いがある、見えてないことがあるという証拠。私の投稿のほとんどがそう。笑)
「考える」は毒にも薬にもなる
「考えない」で防毒できる
「考える」の毒はヒ素のよう
摂取して症状に出ても気づけない
そして最悪、死に至る
仏教、ヨガ、マインドフルネス
人はそれを瞑想と言い
「考えない」を体得する
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(皆の投稿を見ていると「脳裏」の裏の字で「中」を表すことに驚いている人が多い。中国語の小説を翻訳して気づいたけど、中国語で「裏」は中、内、奥つまり内部を意味するらしい。
というわけで、「脳裏」は中国語の影響が強い言葉なようだ。「内裏」とか「庫裏」とかね。中国の影響が強そうなもので、内部を表すものは「裏」の字が使われてるでしょ?)
意味がないこと…?
…ぅう~、あかんっ!
これこそ意味ないことやろ…。
意味がないことを探して頭悩ましてぇ。
意味がないこととして存在しとんのに
見つけ出した途端
意味があることに変わってしまうやんけぇ。
その意味ないことはここで書かれるために
潜んで影薄ぅして意味ないを演じとったんやろ?
可愛ゆぅて仕方ないやんけ…。
あぁ~もうやめやめ!
意味ないことはせんとこ。
後の哲学は代わりに考えてもらおう。
わしゃ、寝る!