9/30/2025, 6:00:25 AM
モノクロ
家にテレビがやってきた。
ご近所さんもみんな、珍しがって見に来てた。
それはカラーになって、
すぐに薄くなって、
ついには壁に張り付くようになった。
居間でテレビを見てるのは、私一人になった。
昔はみんなでワイワイ囲んで観ていたのに、
今では、孫もみーんな、
小さな「スマホ」に釘付けだ。
「寂しくなりましたねえ、おじいさん」
先に逝ってしまった夫に、嫌味をちくり。
そう遠く無い未来、私もそちらへ逝きますよ。
その時は、また一緒にテレビを観ましょうね。
9/27/2025, 11:10:34 AM
涙の理由
溢れる涙が止まらない。
拭いたいけど、両手は使えない。
どうしてこんなに涙が出るんだろう。
「お前、古い玉ねぎだったのか!」
古い玉ねぎには気をつけよう。
死ぬほど涙が止まらないから。
僕が1番学んだことだ。
※ノンフィクションです。
9/24/2025, 7:11:12 PM
時計の針が重なって
ずっと使ってた時計が、壊れてしまった。
長針も短針も、どっちも3を示して止まってる。
3時15分に、この時計は壊れてしまったのだ。
そして僕の誕生日も、3月15日。
ちょっとした偶然だけど、
大切にしていた時計だ。
僕は修理に出すことにした。
人から見たらボロい時計だろうけど、
僕にとっては大切な時計だ。
早く治って帰ってきますように。
9/23/2025, 7:17:25 AM
Cloudy
よ め ま せ ん !
英検4級落ちた私を舐めんなよ!(泣
9/22/2025, 3:36:32 AM
虹の架け橋
先生に怒られた。
悪いのは僕じゃなくて、あっちなのに。
僕の心みたいに、空も雨が降ってる。
なんで僕って、いつもこうなんだろう。
なんだかもう、消えたいな。
空が少しだけ空いて、光が降ってきた。
「あ、虹だ」
きっとこれは、嫌なことだらけの僕を
救ってくれる、虹の架け橋なんだ。
そう思うと、嬉しくてたまらなくなった。
傘を放り出して、
僕は虹に向かってひたすら走った。