虹の架け橋先生に怒られた。悪いのは僕じゃなくて、あっちなのに。僕の心みたいに、空も雨が降ってる。なんで僕って、いつもこうなんだろう。なんだかもう、消えたいな。空が少しだけ空いて、光が降ってきた。「あ、虹だ」きっとこれは、嫌なことだらけの僕を救ってくれる、虹の架け橋なんだ。そう思うと、嬉しくてたまらなくなった。傘を放り出して、僕は虹に向かってひたすら走った。
9/22/2025, 3:36:32 AM