誰そ彼

Open App
5/1/2025, 3:05:04 PM

永遠を信じていた8歳の女の子は、
消えていく未来を目にしていた。
女の子はこう呟いた。

『止めて欲しい、留めて欲しい』

自然と溢れ出す涙と多くの人の届かない願い。
そこにあるのは、風に揺れる面影だけ
あの時から進まずそこに居て
あなたの香りは風と共に消えていった。
あなたの夢は音を立て、この世界に終わりを告げる。

女の子は変わらず今もこう思う。

どうかこの想いが願いが夢が永く変わらずに輝いて
遠い未来の行く末まであり続けていますように。

あなたの香りは風に流され見えないが
未来はきっと風と共に飛んでいく
あなたの幸せな未来を切に願う。

4/12/2025, 10:38:14 AM

この風景もいつか移り変わる
見慣れた風景は過去の中
年が変われば街も変わりゆく
歩き慣れた道に昔の面影はない

だけど変わらない事もある
見慣れたあなたと思い出
私が住んでいる家

今日も過去の一部だが
私が見る景色には、未来が待っている



4/9/2025, 3:48:46 AM

星に願った約束
届くのはいつになるだろう
約束があなたに届いても
答えが届く頃にはもういない

あなたとの遠い約束
きっと叶う頃には
憶えていないだろう
出逢っていないだろう

もう一度逢えるように
私は今、願っている

4/4/2025, 5:34:11 PM

桜咲く頃、私はあなたに憧れていた。

一度はあなたのようになりたくて
一度はあなたのことを羨ましく思い
一度はあなたのことを妬ましく思った
何度も私と比較して、私は何度も傷を負った。


『誰の幸せを1番に願う?』


私は他の誰かではなく、
私自身の幸せを誰より願っている。

『憧れ』を『憧れ』のままにしておく事も大切だ。
私の心の中で桜は散った。

4/3/2025, 5:16:16 AM

やり場のない感情がある
空に向かって大きく叫んだ
聞こえてくるのは木霊した私の声

私の声は空までは届かない
 分かっていても
私の心が楽になるわけではないが
溜まりきった心の声が
涙と共に溢れた

私は抱えすぎたんだ
私は考え過ぎたんだ
どんな出来事も
ほんの一瞬に過ぎない
過去の一部に過ぎない

今度は私の夢を空に向かって叫ぼう



Next