誰そ彼

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5/19/2025, 1:08:27 AM

雨空が広がる私の心。
傘をさせればいいが、私は傘を持ってはいない。
誰かが心無しに言った言葉が痛く私に降り注ぐ
耐えれど底が見えない水溜りになって、
晴れる事を知らない心。

1人悲しむ私に、背中に合わせに座った君は
耳を塞いでいるからと私に言った。
ぽつりぽつりと私は弱音を吐く。

雨空の心に光が差して、あれだけ降り注いだ雨は
気がつく頃には止んでいた。
底が見えない水溜りは次第に乾いていった。
君は私の見えない傘になってくれた。

そっと居なくなった君。
まって、まだ私はお礼を言えていない。

5/15/2025, 4:04:43 PM

光輝け、暗闇で自分の道を照らせるよう

他の誰でもない自分だけの輝き
ちっぽけに思える今日も、明日のための輝きの日だ

未来への希望が無いように思えても、
自分だけ報われないように思えても、
全てが無駄に思えたとしても、
今日を一生懸命に胸にある輝きを閉ざしてしまわぬ様に

誰かの輝きじゃない、唯一無二の自分だけの輝き
暗闇でも決して消えては行かない

もし消えてしまいたくなっても
今日だけ生きようを繰り返して
そうやって生きて行けばいい。

大丈夫。

無理をしない。ただそれだけ
私達は、よくやっているよ

5/1/2025, 3:05:04 PM

永遠を信じていた8歳の女の子は、
消えていく未来を目にしていた。
女の子はこう呟いた。

『止めて欲しい、留めて欲しい』

自然と溢れ出す涙と多くの人の届かない願い。
そこにあるのは、風に揺れる面影だけ
あの時から進まずそこに居て
あなたの香りは風と共に消えていった。
あなたの夢は音を立て、この世界に終わりを告げる。

女の子は変わらず今もこう思う。

どうかこの想いが願いが夢が永く変わらずに輝いて
遠い未来の行く末まであり続けていますように。

あなたの香りは風に流され見えないが
未来はきっと風と共に飛んでいく
あなたの幸せな未来を切に願う。

4/12/2025, 10:38:14 AM

この風景もいつか移り変わる
見慣れた風景は過去の中
年が変われば街も変わりゆく
歩き慣れた道に昔の面影はない

だけど変わらない事もある
見慣れたあなたと思い出
私が住んでいる家

今日も過去の一部だが
私が見る景色には、未来が待っている



4/9/2025, 3:48:46 AM

星に願った約束
届くのはいつになるだろう
約束があなたに届いても
答えが届く頃にはもういない

あなたとの遠い約束
きっと叶う頃には
憶えていないだろう
出逢っていないだろう

もう一度逢えるように
私は今、願っている

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