自分

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5/17/2024, 2:39:27 AM

世の中金だよ金



【愛があればなんでも出来る?】

5/7/2024, 11:30:50 AM

僕は近所にある丸い池のある公園で良く恋に餌をやっている。
パクパク口を開ける仕草がとても可愛く日々の日課になっていた。

ある日池へ行くと先客がいた。白のワンピースの黒髪ロングだ。いつも誰かいるとしたら歳をとった婆さん爺さんだけで今日みたいな人は知らなかった。

正直どうでもいい、いつものまま鯉の餌を買い鯉がいる池に向かう。

すると、白のワンピースの先客がすれ違って鯉の餌が売ってるところに歩いていった。
あの人も鯉に餌をやるのか、と考えていると丸い池に着いた。

パラパラと撒いて鯉たちが食べる。その食べるところを見てると癒される。
ふと気がつくと池を挟んで向かえに白のワンピースの先客がいた。ちょうど鯉に餌をやるみたいだった。

白のワンピースが風になびく。鯉が口をパクパクし始める。風が強くなる。

風に任せて髪の毛が暴れ今までよく見えなかった顔が太陽に照らされた。
恥ずかしながら僕は見惚れてしまった。

それと同時に鯉の口に餌が落ちた。

5/6/2024, 3:59:19 PM

「妄想するのが好きです。」
僕の学校に来た転校生が自己紹介で放った言葉にクラスはクスクスと笑う。

「昨日は野良猫と仲良くなって一緒に旅に出る妄想をしました。」

クラスの一軍と呼べる者たちがさっきよりもでかい声で笑う。

昼休み僕は転校生に話しかけた。
「僕も妄想が好きなんだ。君の昨日の妄想とても好きだった。良かったら友達にならない?」

転校生はうなづく。

その日から転校生と僕との妄想話が始まった。ある時は火星人を殺す話、またある時はプールに住み着いた金魚達と一緒に泳ぐ話、地底に潜り地底に世界を作る話、神社のお祭りで運命の人と出会う話

とても楽しい時間だった。

ある日転校生は言った。

「今日の妄想は明日世界が終わるなら!」

僕はとても意外だった。なぜなら今までの転校生の妄想は猫や、プール、運命の人等と明るい話ばっかで世界が終わるなどの暗い話は無かったらからだ。

「実はね君がいつもする妄想話が好きで今日はベクトルを変えてみたの」

転校生は言った。ニコッと笑いながら
僕はその笑顔に惚れた。笑顔に惚れるずっと前から彼女のことが好きだったのかもしれないが。
彼女と話す時は楽しかった。時間も忘れるほどに

彼女は言う。
「君は明日世界が終わるなら何をする?」

僕は少し考え、こう言おうと決めた。
   君に告白をするよ。
ただ今この言葉を言ってしまったら告白の意味が無いと思い僕はこう言った。

「明日言うよ。」

彼女は残念そうな顔をしたが笑顔で「明日が楽しみ」と言ってくれた。

そして家に帰った僕は両親に泣きながらあることを伝えれる。

「さっきニュースで、明日……世界が終わるって………」

【明日世界が終わるなら】

5/5/2024, 11:31:51 AM

君は出逢った人全てに様々な影響を与える。

ある人は君と出逢って恋人ができ今は幸せな家庭を築いているよ。

ある人は君と出逢って勤めていた会社が倒産し今はバイトで食い繋いでいるよ。

ある人は君と出逢って君の言うことを聞いた結果体の調子がとても良くなり今は健康体だよ。

ある子は君と出逢って君の言うことを聞かなかった結果交通事故に会い今は入院中だよ。

ある子は君と出逢って素敵な夫婦の間に子供として産まれ今は幸せな生活を送っているよ。

ある子は君と出逢って父親と離れ離れになり今は生活に余裕が無くなり大学受験を諦めたよ。

ある子は君と出逢って100歳になるおばあちゃんと楽しく遊び今はお葬式中だよ。

ある人は君と出逢って子供をトラックで引いてしまい今は警察署で取り調べを受けているよ。

君に出逢う僕はどんな未来を辿ることになるのかな。

【君と出逢って】