『神様が舞い降りてきて、こう言った。』
神様が舞い降りてきてこう言った。「あなたの願いを1つ叶えてあげよう」
それはいきなり訪れた。私の目の前に神様が現れたのだ。しかも願いを叶えてくれるらしい。
あなたなら何をお願いしますか。私なら、、スタイルが良くなりたい?頭が良くなりたい?お金、家族、平和?
叶えてほしいことなんてたくさんある。
だけどきっとこう答える。「みんなが健康で暮らせますように」健康でいれることのありがたさ、それを今の私は知っているから。
皆さんなら何をお願いしますか。
『誰かのためになるならば』
言葉では言える。「あなたのためになるならば私はなんでもやる」ドラマでよく聞くようなセリフ。
でもほんとうに人に全てを賭けて尽くすことができるのだろうか。私はきっとできない。どんなに大切な人がいてもやっぱり自分もいるから。
それとも捧げたいと思う人が現れるのかな、、
『鳥かご』
私の今までの人生は鳥かごのように窮屈だった。
家族とは仲の良い方で、みんなで出掛けたり楽しかった。でも私の母親は感情の起伏が激しく、心配性で過保護。それは私にとってストレスで窮屈でしかなかった。
いつも通る道にある一件の店。その店の大きな窓際に鳥かごが一つぶら下がっている。
私はいつもそこを通ると思う。窮屈ではないのだろうか。自分の思い通りにはならず、いつも人に左右されてばっかり。でも鳥にとっては窮屈ではないのだろうと私は思う。鳥にとってはそれが普通の世界だからだ。きっと小さい頃からそこで育ってきた鳥にとって鳥かごこ中は窮屈ではないのだろう。
私達は人と比べるから、人と劣っていると思うから、窮屈だと感じるのではないか。私も世間を知らずもっと気軽に生きたかった。。
『友情』
私にはいつも一緒な3人の友達がいる。いつも4人でいわゆるイツメンだ。
小中一緒で、小学校ではほとんど話すことがなかった。中学校の部活が偶然一緒で仲良くなっただけ。私の前に急に現れて、いつしか大切な存在となった。そしてきっと高校生になってバラバラになってもこの思い出と思いは変わらない。
その人達はいつも私を笑わせてくれた。いつもふざけ合って、馬鹿なことで笑って、でもそんな何気ない日々が楽しくて楽しくて。私が素で話せる大切な人達だった。「青春」ほんとにそんな言葉がピッタリだ。
でもずっと続く訳では無い。
私の中では一回壊れてしまっていた。この4人でいるのがいつしか辛くなっていた。いつでも強気なあなたたちは私に合わなかったのかな。毎日毎日悩んで、気楽そうなあなた達が羨ましくて。でも嫌いという感情を必死に隠している自分がいた。私が悪いのかな。考えすぎなのかな。
でも私は今でも一緒にいます。笑い合うことができています。
友情は壊れることもあるけど、きっと私の友情はまだ壊れていません。今私の中であなた達が大切な存在なことに変わりはないから。
あの時「全員で絶対高校合格してまた一緒に遊ぼうね」そう言ってくれて。ありがとう。
その言葉を胸に私は今受験勉強に励んでいます。
ありがとう。私に大切な存在を、大切な時間を。
『花咲いて』
今日は雨が降っていて、花が風と一緒に揺れていた。
傘を持ったまま、買い物袋を片手に立ち止まる。
強風にも負けない。なんど踏まれても負けない。
花は私よりも随分強いようだ。私もあなたのように強く生きることができますか。