「二人ぼっちだね。」
「そうだね。」
そう言いながら僕たちは雨音を聞いていた。
心地の良い音を静かなこの場所ではよく聞こえる。
今はこの家には僕たち兄弟しかいない。
だからとても静かで二人ぼっち。
「雨が止んだらなにして遊ぼうか?」
「森を探索するのはどうかな?」
「いいね。面白そうだ。」
「兄さんは気おつけてね。また森で躓いて転けてしま
うかもしれないからね。」
「転けたりしないようもう。」
「本当に?」 「本当さ!」
そう言い合いながら僕たちは笑い合った。
縁側で見るこの景色が一番好きだな。
こうして兄さんとも笑い合えてとっても楽しい。
ずっとこの穏やかな時間が流れればいいのにな。
夢が醒める前に
君に会えてよかったと思うよ。
たとえ夢だったとしても
君は八年前に病で亡くなったね。
僕になにも言わずに
遺書ぐらい残してもよかっただろう?
今もそう思うよ。とても思うよ。
君は、僕にもし私がこの世を去ったなら
新しい人を見つけて幸せになってと言っていたね
僕は、今も君のことを好きだし大切で愛してるよ
君は驚いたかな? 僕は意外と一途なんだよ?
君も意外と酷い人だよね。やっと少しはさ
君の声も笑顔も薄れてきたのに
夢に出てきてさ、
はあ余計に君に会いたくなったじゃん
夢の中だったけど君に触れられて幸せだった
ありがとう。
僕の寿命が来たら向けに来てね?
その間は頑張って生きるからさ。
小さな命ってなんだと思う?
そう聞かれたら何て答える?
お花とか小動物とかかなあ?
自分たちより小さいからか?
だから、小さい命っていうの?
疑問が多いとけれど、僕はそうだな.....
全部の生命体が小さい命だと思うんだ。
だって自然からしたら自分たちは小さい命だろう?
地球からしたらとてもとても小さい命だ。
虫だって、小動物だったらもっと小さい命だと思う
そう思わないかい?思わないなら別にいいさ
それも、君の考えの一つだからね。
でも僕は、そう思う。
君たち、そうだなあ、赤ちゃんって小さいだろう?
そう考えたら、脆くて弱々な赤ちゃんって
とても小さい命だと思わないかい?
まあ、これも全部僕の考えだ。
だから、別にわかろうとしなくていい
人それぞれだよ。感じ方はね。考え方もね。
Love you 意味はあなたを愛しています。
だったよね。確かだけど。
でもね、この言葉に少し未練があるんだ。
言葉に未練があるって日本語おかしいよな。
自分でも分かってるんだよ。そんなこと。
でも、言葉のまんまなんだ。
その未練はね、最愛の人にその言葉を言えなかった。
好きとかは言えたんだ。なんだかな。
あんま変わらないのにね。
でもさ、好きと愛してるってなんかあれなんだよね。
好きは軽い感じっていうかなんとゆうかそう言う感じ
でも、愛してるはなんかねえ、言葉ではいうの難しい
でもそんな感じなんだ。でさ、やっぱりね。
ちゃんと言ってあげたかった。
あなたを愛して愛してやまないんですって。
あなたがいなくなる前に言いたかったな。
僕は、若いうちにあなたを亡くすとは思ってなかった
でも、そうだよね。ずっとなんて続かないんだよね。
ずっとあなたを愛していますよ。
太陽のような笑顔って
きっと彼のことを言っているんだろう
だってこんな僕にまで声をかけてくれるんだよ?
そして、キラキラな笑顔を見せてくれるんだ
でもね、きっと僕と関わってわいけないよ
君がきっと次の標的になってしまうから
僕を今日まで生かしてくれた君へ
太陽のような君がいてくれてよかったよ
もし、来世があるのなら
君と親友になりたいな