バスクララ

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10/4/2025, 1:57:07 PM

してはいけないことをしてしまいました。
とても悪いこと、気軽にやってはいけないことという認識はいつも充分に持ってます。
だけどその上で、憧れや知的好奇心を抑えられずにやってしまいました。
お怒りはごもっともです。これからは絶対にやりませんから、今日だけ許してください。
本当に、授業をサボって屋上で早弁なんてもう二度とやりませんから。どうか許してください……

10/4/2025, 1:00:51 AM

どこにもいて、どこにもいない。
思ったより人を見ていて、思ったより人を見ていない。
かなりのお節介焼きと思いきや、どこまでも無関心。
そんな雑多にいる誰かという概念、存在は社会を生きる上で切っても切り離せないもの。
私も、これを読んでいるあなたも、それぞれがはじめましての誰かさんなのだ。
そしてその誰かさんから始まった縁は人を繋ぎ、命の輪へと広がり、脈々と受け継がれていく。
……そう思うと歴史というのは人類の壮大な縁と命の物語なのかもしれないな。

10/2/2025, 1:34:29 PM

今は秋。酷暑を思えばめちゃくちゃ涼しくて過ごしやすい気候の秋。
美味しいものがたくさんの秋。
だけど耳を澄ましてみたら、ほら聞こえる。
遠い足音……ふから始まってゆで終わる二文字の寒い季節が……!
九月も半ばまで暑かったんだから、もうちょっと秋を満喫させて〜!
あとお願いだから急に寒くならずに徐々に寒くなってね〜!

10/1/2025, 2:14:30 PM

「いやー、秋だね!」
「この景色を見てその感想しか出てこねえのは流石としか言いようがねえよ」
 俺たちの眼前にあるのはたくさんの落ち葉の入ったゴミ袋。しかも家の敷地内だけでなく、道路にもそこそこ落ちていたものたちだ。
 学校が休みの今日、やらねばなるまいと竹箒とちりとり、45Lのゴミ袋を用意してさっさか掃いていた。
 最初は俺一人でやっていたのだがいつの間にか幼なじみ殿も参戦して、ようやく終わった。
 時間にしておよそ一時間ぐらいだが、体感的になんだかもう少しかかったような気もする。
「さて。一仕事終えたからお腹すいたね。
秋の訪れを記念して……新作ラテやフラペチーノでも飲みに行かない?」
「何の記念だ。ただお前が飲みたいだけだろうが」
「むう、バレたか」
 少し不満げな顔になっている幼なじみ殿を横目に俺は玄関に置いてあったショルダーバッグを手に取り、そのまま外へ出てカギをかける。
「あれ、出かけるの?」
「ん? 飲みに行くんだろ? 新作ラテとフラペチーノ」
「え? でも君……」
「行かねーの?」
 俺がそう訊くと幼なじみ殿は顔をパァッと明るくして「行くっ!」と元気よく返事した。
 なんやかんや幼なじみ殿には世話になってるし、今日も手伝わせてしまったようなもんだから、ちゃんと礼をしとかないとな。
 まあ……これが礼になるのかはわからねえけど。
 ……結構嬉しそうだからこれで良い……のか?

9/30/2025, 2:08:45 PM

まだ見ぬ景色を求めて僕たちは歩く。
世界のほとんどを見てきたような気もするけど、それでもまだ満たされない。
本当はうっすらわかってた。まだ見ぬ景色なんて建前で、実際は片割れの姉と一緒にまだまだ旅をしていたいって。
僕たちは旅が……いや、この世界が大好きだからいつまでも巡っていたい。
だから旅は続く。僕たちが歩みを止めるその時まで。
それで最後に笑っていられたら、幸せな人生だったと胸を張って言えるだろう。

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