どこにもいて、どこにもいない。思ったより人を見ていて、思ったより人を見ていない。かなりのお節介焼きと思いきや、どこまでも無関心。そんな雑多にいる誰かという概念、存在は社会を生きる上で切っても切り離せないもの。私も、これを読んでいるあなたも、それぞれがはじめましての誰かさんなのだ。そしてその誰かさんから始まった縁は人を繋ぎ、命の輪へと広がり、脈々と受け継がれていく。……そう思うと歴史というのは人類の壮大な縁と命の物語なのかもしれないな。
10/4/2025, 1:00:51 AM