Darling.love&piece

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4/24/2025, 10:29:00 AM

#巡り逢い

私の文章、見てくれたんですね。
これもなにかの縁です。巡り合い、出会った私たち。
でも、実際に合ってないから、仲良くしたいとも思えない。
でも、巡り合った私たちは、またいつか何処かで
出会うことがあるかも知れない。このアプリ内でも、
「恋する乙女―小6女子」という名前をもう一度見か
けるかも知れない。現実でも、町でもしかしたら
出会うかも知れない。…まあ、気づかないけど。
それでも、あなたに出会えた奇跡に、ただ感謝ですね。

4/24/2025, 5:25:48 AM

#どこへ行こう

――ザッザッ
草の生えた山の中を歩く。
どこへ向かっているのだろうか。
自分でもわからない。
勝手に、足が動くのだ。

――ザッザッ
木が少なくなって、辺りが開けてくる。
ここは山の上のほうだろう。
上から見下ろしたら場所がわかるだろうか。

――ザッ
足が止まる。景色が見えたのに変わりはない。
しかし、見下ろして見えたのはいつもの都会
ではない。
見えたのは、あちこちで煙が立ち、ぼろぼろ
になったマンションやビルだった。

本当に、どこへ行こうか…

4/22/2025, 11:14:47 AM


#big love!


僕の彼女の愛は重い。
毎週、金曜日に、LINEの連絡先に女性がいないか確かめる。
じっくり、みっちり、確かめる。

僕の彼女の愛は重い。
連絡先に「あおい」という名前があった時、思いっきりビンタしてきた。
…男の人の名前なのに。

僕の彼女の愛は重い。
デートのときには、僕を見た女の人の耳元で、「この人は最低です。」
なんていう嘘を言う。僕に人が近づかないように。

困っちゃうよ。本当に。でも、そんなところも含めて、大好きだ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

私の彼氏の愛は重い。
私と同僚との関係を心配して、仕事を休んでまで私の職場に来る。
同僚は男性だけど、もちろんそんな関係ではないのに。

私の彼氏の愛は重い。
私がベッドに転んでいると、寝ていると勘違いして独り言を言っていた。
「僕の彼女に近づくやつは殺す」なんてことを言っていた。

困っちゃう。ホントに。でも、どんなところも愛している。

4/18/2025, 12:01:19 PM

#物語の始まり

あるところに、若い漁師がおりました。その若者は今日も、海へ向かいます。
「この頃、あまり魚が取れぬなぁ。」
この若者が住む町には、魚が集まらないのです。
これは一体どうしたものかと若者は考えました。
網を設置したものの、魚というものは偉物で、餌だけ食って帰っていくのだ。
町の者たちも、魚を食べたい、魚はまだか、と騒いでいます。
今日で考え始めてから十日目。もう諦めようかと、そう思った時。
海辺に、何やら影が。何かの生物を、子どもたちが囲っています。
近づいてみると、“何かの生物”とは、ウミガメであった。
子どもたちは、木の枝で亀をつついています。
若者は、いじめは絶対に許さないと、子どもたちに近づいていくのであった。

その若者の名は、「浦島太郎」といった。

4/18/2025, 12:03:35 AM

#静かな情熱

たっくんが、他の女と手を繋いで、笑ってる。
私の彼氏なのに。たっくんが。たっくんが。
たっくんと付き合って今日で1年目。
そんな日に普通、女と手繋ぐ?
こんなの、ただの浮気じゃすまないから。
…絶対に復讐してやる。
私は、静かな情熱を胸に抱くのだった。

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