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1/27/2025, 7:29:25 AM

「わぁ!」少年の大きな声で、声の方を見る。すると、少年がお母さんの背中に向かって抱きついていた。「(なんだ…)」と思いながら、いつも通りうなだれたような視線に戻し、誰もいない自宅への歩みを進める。
自分の母の背中がどれほど大きかったかも知らない。自分ほどちっぽけなのだろうか、誇らしい背中をしていたのだろうか。もっと母親に愛してもらえばよかった…
夕日が塵ほどもない背中を飲み込んで落ちていく。

「わぁ!」

1/26/2025, 3:59:11 AM

やっぱり死んだら終わりじゃないんだよ。
死ぬ間際見る走馬灯が綺麗なものじゃなく、幾万にも長い苦痛が見せる生前、最も苦しい痛みであること。死後49日間この世に彷徨うこと。
そして、物語の始まりが産まれてすぐではないこと。唐突に目まぐるしい軌道に乗り、物語が始まる人もいること。心と肉体とで自分とゆう存在が別であること。

私は心を殺めてから物語が始まった。
21年間加害してきた人生とその時和解できたこと。

「終わらない物語」

1/25/2025, 5:34:45 AM

突き通す覚悟があるならそうすればいいよ。
ずっと虚像を追いかけていられるなら。

「やさしい嘘」

1/24/2025, 8:02:01 AM

見たくないものまで見えんだもん。

「瞳をとじて」

1/23/2025, 6:18:33 AM

今となっては何あげたっけって思うけど、それ以上に物をあげるたびに捧げていたものがあったなって思うよ。もう帰ってこないし、形もないから君は価値を感じなかったんだと思うよ。沢山心を捧げてきたんだけどね。

「あなたへの贈り物」

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