あの日、繋いだ手、ふり払った手、ペンを握った手、ペンを置いた手
扉を開けた手、扉を閉じた手、手から繰り出される一つ一つの何気ない所作から、僕らの人生は作られていく。それこそ本当に宇宙に行く人さえいて、無限なんて表現も誇張じゃないかもしれない。
それだけ大事であるにも関わらず僕らは、一つ一つの所作なんて意識しない、だからこそ無限なんだとも思う。
人生は一人の手のひらから、全ての手のひらへ無限に繋がっていく
およそ限りない宇宙思わせる。
「手のひらの宇宙」
筆者が思春期男児を脱してなさすぎて、このお題書けません...
あまりにも青春ラブコメの
心細い巻布がはらり、翻(ひるがえ)る。「(やべぇ..白だ...)」
すぎる。流石に現実には無いものですね。
「風のいたずら」
なら、濁った涙も無いといけない。
透明な涙と、濁った涙、どちらが綺麗なんでしょう。
一概に透明な方が綺麗とは言えないと思う。
きっと濁っていた涙のほうが、洗い流すべき悪を流しだしてくれて、
透明な涙は、見た目は汚くは無いけれど、流れ出る涙に出ていくべき悪は無い訳で。
「ならその涙は何?」
見せかけだけの涙なんでしょうか。
それを見る人達は綺麗な涙に寄って助けに向かうのかなと思うと。
私は濁った涙に不幸を感じずにはいられない。
涙の真意がとれるのはどちらなんでしょうか。
「透明な涙」
届いただろうか、いつか送った手紙のことを思う。
送ってから幾月たっただろう。君からの返事はいよいよ無かったけれど、それでも良かったなと思っているよ。もし、返事を貰ってしまった時は、また君と文字を交わせるだろうと期待してしまっていただろうから。君からの返事がないとゆうことはきっと、
「僕は少し乱暴で、ぶきっちょで不甲斐ない人だったと思う。」
君は言葉のない言葉を僕に幾月時間をかけて与えてくれたのだから。
変わるきっかけをくれたのだから。それだけで、君は恩人だったよ。今までありがとう。
「あなたのもとへ」
※たまたま前日書いたお題と繋がっています。
「優しすぎて書けないや...僕が似合う人になった時、
なんでもない日、静かに送るからね。」
机上散らかった便箋と自由に放られた万年筆を置き去りにして、部屋を後にする。雪解けが待ち遠しい。
「そっと」