私は40歳過ぎてから医療事務の資格を
取りました。取ってどうするのか?
あまり考えていませんでした。
だから誰にも相談せず、ただ進んでみたのです。
なにんにもわからないので失敗しても
それでいいやって感じでした。
資格があってもなくても就ける職業ですが
自分にとっては必要だったと思います。
病院で働くなんて大丈夫なの?って
思いながら今に繋がっています。
決して収入が良いわけではありませんが
常勤にもなれたので満足しています。
勉強している頃、これ意味あるの?って
思いました。
意味のないことにしてしまうことも出来ました。
意味は後から考えてもいいのかもしれません。
春に降る雨が柔らかく感じる。
音もたてずにサワサワと
霧雨みたいな感じかな?
雨は土を柔らかくし、何かを芽吹かせて
花を咲かせてくれる。
秋の雨は冬を連れてくる。
落ち葉を朽ちさせて
春の準備をしてる。
私が永遠に彼を想っていることが
彼に届くことは永遠にない。
私にはお気に入りの桜の木がありました。
とても美しい木で、私は花が咲いていない時も
毎日、その木に会いに行っていました。
ある日、いつものように角を曲がって
すっかりと変わってしまった風景に
愕然としたのを覚えています。
駆け寄ってみると
あの桜の木は丸太にされて横たわっていました。
昨日までの光景とは全く別のものに
なってしまった事を受け入れる事は
できませんでした。
私は、伐られてしまった事
そこに桜の木が存在しない事を
認めないために、その近くに行くのをやめました。
今でも春になるとまた花を咲かせていると
そう思っています。
多分、そこが私の理想郷なんだと思います。
綺麗な風景がひとつひとつなくなっていくと
またそこに行ってしまったのだと
思うようにしているのですが
現実のこの世界はなんてつまらないのだろうと
思うのです。
元は現実に存在していたのに
何時の間にか理想郷へ行ってしまうのは
おかしな話しだなと思います…
一年は早いとは言うけれど
今年の始めの頃を思うと懐かしく感じます。
ただ忘れちゃってるだけで
いろんな事、あったなと思います。
去年の年末に大掃除もしないで
突然、映画を観に行きました。
映画も面白かったけど
その行動がすごく心に残っています。
今年はあと少し?
まだまだある?
どっちなんだろう…
後で懐かしく思える事、何かしたいな。
考えると楽しくなります。
あっ、でも突然が楽しいのかもしれませんね。