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5/7/2025, 12:47:38 PM

令和7年5月屋7日

お題 「木漏れ日」

木漏れ日に 手を翳し見る 葉桜や

              碧海 曽良

5/6/2025, 12:00:15 PM

令和7年5月6日

「ラブソング」

夏浅し 窓辺で唄う ラブソング 

             碧海 曽良 
ラブソング✨️🎸✨️

嗚呼 唄うことは難しいことじゃない
ただ 声に身を任せ 頭の中を空っぽに
するだけ

嗚呼 目を閉じれば胸の中に映る
懐かしい想い出や あなたとの毎日

本当 のことは歌の中にある
いつもなら 照れくさくて言えない
ことも

今日 だってあなたを想いながら
歌うたいは 唄うよ

ずっと 言えなかった言葉がある
短いから 聞いておくれ

「愛している」

空に 浮かんでる言葉を掴んで
メロディを乗せた 雲で旅に出かける

情熱の彼方に何がある 気になるから
行こうよ 窓の外には北風が腕組みするビルの
影に吹くけれど

僕らを乗せて メロディは続く

今日 だってあなたを想いながら
歌うたいは唄うよ

どうやって あなたに伝えよう雨の日も冬の朝も そばにいて

ハッピーエンドの映画を今 イメージして唄うよ
こんなに 素敵な言葉がある 短いけど
聞いておくれよ

「愛してる」 

「歌うたいのバラッド」   作詞 斉藤和義 


ラブソング 嫌う奴ほど 葛の裏見 

             北の魔女🌾🦜🌙


5/5/2025, 11:03:46 AM

令和7年5月5日

お題「手紙を開くと」

半世紀近く時を遡る、左利きのあなたの手紙を右利きの私は上手く真似できない。白紙の行に涙する。今なら、真似できなくて良いなんて言えるけどね、あの頃は真剣な問題だったよね、今思うと、それが可愛くて眩しい。だから、きっと今の涙や痛みは、また半世紀近く時を進めればキラキラと眩しいのだろう。うん?半世紀経ったら100超えちゃうか?けれど私は手紙を開いて感じたその日の想いを宝物にして逝きますあなたの元へ。

風薫る 手紙を開け 匂い嗅ぐ

            碧海 曽良

令和七年五月五日、左利きの孫の手紙を右利きの私は撫でている、上手く真似出来なかった、白紙の行に涙する。今半世紀の時を超えあなたが蘇った気がして、もう一度その手紙を撫でる。やっと会えたね、「おかえりなさい」だから、きっとあの時の涙や痛みは、この半世紀近く時を進めたキラキラ眩しい君に繋がる。うん?半世紀経ったら50超えた君が手紙を開く? ならば私は手紙を開いて感じた今の想いを宝物にして逝きますあなたの元へ。

こどもの日 手紙開くと 孫笑う 

            碧海 曽良 

後書き

友達とはつくるものでなくできるもの。
不自然に振りかざす友情ほど胡散臭いものはない。「わたしもぉ、わたしもぉ、わたしもぉ」「わたしたち仲良しでぇ、お花畑も手をつないででないと行けないのぉ」「可愛いでしょぉ〜、寄り添ってるでしょう、優しいでしょう」「裏切ったら絶対許さないわよ、みんな同じ服来て、同じバック持って、横一列に並んで歩かなきゃ駄目、許さないから」、、って
「邪魔なんだよ!」「ピーチクパーチクうるせーんだよ」「トイレくらい一人で行きやがれ」女の友情ほど虐め気質で画一的なものはない。やがて「私はぁ、気遣い出来るし、気配り出来るし、繊細だし」と言いながら友達に意見合わせて自分を失くして、失った自分の我に苦しめられて友達悪者🌾🦜🌙 麗しきかな女の友情。ことさら友情友情と言う奴ってだいたいこんな感じで🌾🦜🌙〜ぃ。

それでもやっぱり、グループラインでもSNSでもなくて、便箋に態々向かって肉筆で書かれた手紙を見るとなんだか胸躍るよね、ふふ、友達もいいなと思うよね、友達とはそんな肉筆の手紙のようなものでありたい。何年会わなくても手紙を開くとふっと心に飛び込んで来るような温かさ、それが友情の意味。

5/4/2025, 10:17:55 AM

令和7年5月4日

「すれ違う瞳」

すれ違う 瞳に映る 夏濤揺れ

             碧海 曽良 

5/3/2025, 10:40:08 AM

令和7年5月3日

お題 「青い青い」

鯉のぼり 青い青い日 風立ちぬ 

           碧海 曽良


「まだ見ぬ、波濤」  作 碧海 曽良

1990年平成二年早春

一年が巡った事を鶫之子は遠い海に消える霰を見つめながら想っていた。もう海内と育んだ様々なことが想い出に変わり始めている。三月始め雪の卒業式はもう6年前のことで、一年前のことさえ遠い過去のように感じる。一年は短いようでいて長い本当に来年のことを言ったら鬼が笑うとはよく言ったものだ。

遠い海に消える白い霰は白い波に飲まれて消えた。大は小を飲み込み流す。小さな港街に生まれた初恋のなごり雪は、都会の大海原に消えて流れた。けれどひとつの季節が巡り彼女は少し大人になった。

三月の休日にやっと久しぶりに帰省した。
また、今年のお盆も同窓会はあるからと、桐子から連絡があった。お産を控えた桐子は今度はおたかに幹事を譲ったらしい。また、みんな集まるけど、もう海内は来ないだろう来るとしても彼はやっぱりここにはお客さんなんだと之子は思っていた。之子やおこまは帰省を「帰ると」東京へは「いぬ(行く)」と言うのに対し、海内は終始逆であった。そのことを改めて之子は感じていた。「違ったんよな、始めから」

いつになく強い風に波は大きく打ち返し白い波は、あがった。波濤は白く煌めき霰を吸い込んだ、まだ始まったばかり、まだ、こんな優しい波濤なのだと気づく時がやがて訪れる。まだ見ぬ波濤を想いながら之子は空に両手のひらを広げ降る霰を包み込むように掴み頬に両手をあてた、ヒンヤリと冷たくそして美しい溜め息のような霰の雫は頬に吸い込まれて消えた。

生きてゆく、あなたも生きていてね。昨日に背中を押され今を生きる、今の私は未来の私の背中を押す。


なごり雪も
降る時を知り
ふざけ過ぎた
季節の後で

春が来て君は
綺麗になった
去年よりずっと
綺麗になった…

「なごり雪」 作詞 伊勢正三

ありがとう、昨日のわたし
ありがとう、昨日のあなた

まだ見ぬ波濤に想いを馳せて、之子はペダルを踏み込んだ。

1990年代の幕開けだ。



「まだ見ぬ、波濤 第一章 〜青春篇〜」  

                  完
ご挨拶

「まだ見ぬ、波濤 第一章〜青春篇〜」最後までお付き合いしてくださいました方がおられましたら感謝です。このような駄文に読んだよ印くださる方々にも感謝です。

やっと、第一章が終わりました。約一ヶ月で一章と考えておりましたので、どうにか形にはなりました。後半なんだかお題の方にも背を押して頂いているように勝手に感じながら、お題製作の方々にも感謝したい気持ちです。有り難う御座いました。打ちひしがれること度々で、何十年か時を遡り「耳をすませば」の月島雫になったような気分で御座いました。雫おばあちゃんと言いますか(笑) 

さて実は、この話は、まだ続きます笑笑 

「まだ見ぬ、波濤 第一章〜青春篇〜」は、バブル全盛期が舞台でしたので、次は「まだ見ぬ、波濤 第二章〜堕落篇〜」です。バブル崩壊期を舞台に描きたいなと思っております。ご察しの良い方ならば、どの日に向けて描いているのか、もうお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが筆力及ぶ限りその日を目指して描き進めたいと思っておりますので、興味のある方暇つぶしにでもどうぞ。

GW家事所用のためしばし「まだ見ぬ、波濤第二章」はお休み頂きます。お題はぼちぼち神出鬼没で。

それでは、皆様良き休日を 
ては、また SeeYou. 

後書き

ううん、揺れへん揺れへん(爆)
青い嘘ってなに笑笑 相手を思ってつく嘘?優しい嘘のつもり?いやいや所詮それ自分がハブになりたくなくて自分が独りになりたくなくて自分が優しい気の利く人に寄り添える人だと思われたくてあざとく口からでる自分本位の言霊やがてその言霊は因果応報で自分を苦しめるんでしょ因果応報嘘は嘘を生む嘘を守るために嘘をつき、やがて青色吐息、覚悟がないから、地獄の閻魔の前でも突き通す。そう、だって始まりが自分が良く思われたくてついた優しくありたい、寄り添ってる人と言われたいあざとい心から出た言霊だからです。

それと、「まだ見ぬ、波濤」をノンフィクションだと思って読んでらっしゃるイタイ方はおられないとは思いますが、そんなリアルですかね?爆笑です🌾🦜🌙 そういうの解離性障害とか言うんじゃない?いらっしゃらないと思いますがお気を付けて。勿論 「まだ見ぬ、波濤」はフィクションです🌾🦜🌙            

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