いつまでも捨てられないもの
「誇り、気位、情け」
「親、家族、仲間」
「愛と勇気と明日食べるに困らないくらいのお金と」
誇らしく思うもの
「生きているだけで丸儲け」
「裸で生まれて来て、洋服一着自分の甲斐性で自分に着せることが出来たら人生勝ったも同然」
「最後に、お気に入りの洋服着せてもらって棺桶に入れてもらえたら人生圧勝」と、思っているので恥じることも僻むこともないということが唯一無二誇らしく思うこと。
つべこべ常識、正論、説くんじゃないそんな奴は自分で生きたことのない世間知らず。
常識正論を越えるものが人の心
それが情けだなぁ〜(笑)
令和6年8月17日
心幸
夜の海
海岸に女がまだ小さい4才から5才と思われる女の子と小学1年生くらいの女の子の手を引いて背中には1才くらいの、これまた女の子を背負い立っていた、いや、立ちつくしていた。
「どうしたの、お母ちゃん、帰ろうよ、お母ちゃん」何かしら重苦しい空気を感じてか小学1年生くらいのお姉ちゃんが女の顔を見上げて手を引っ張った。
それでも、女は娘の手を握り前だけを見つめて歩を進めていた。無心のような虚無のような虚ろな瞳は夜の海をの遥か向こうに行先を見失わないようにと立てられている灯台の赤い灯りだけを追っていた。
夜の静寂は波音を不思議なほど響かせていた。
寄せては返す漣。女は草履を脱ぎ揃え、両腕に子供たちを抱えようとした、その時上の小学1年生くらいのお姉ちゃんが、「駄目、お母ちゃん駄目、帰ろう家に帰ろう」と叫んで母親の手を無理やり引き泣くように叫んだ、つられてもう一人の脇に抱えられていた4才か5才くらいの女の子も泣き出し背中の子も泣き出した
三人の娘に泣かれて、ようやく我に返った女は裸足のまま砂浜から堤防へと引き返した。ようやく子どもは泣きやんだ、いちばん上のお姉ちゃんが女の足元に草履を揃えて置いた黙ってその草履を履き子供たちの手を握りしめた、今度は力強く女から母親に変わった目をしていた。
二人の娘の手を引き背中にはさっきまで火がついたように泣いていた妹はスヤスヤと寝息をたてている、その正直で無垢な温もりを感じ母親は微笑んだ、両手を握っている娘たちは安心したように微笑みこえをたてて笑った。
夜の海を背中に母親は二人の娘の手をひき、背中にも娘を背負い「七つの子」を口ずさみ帰った、「お母ちゃん、夕方じゃないよカラスがお家に帰るのは夕方でしょ」そう母親を見上げながら問う妹の言葉に3人は声をあげて笑いながら帰った。
家に帰ると、まるで何事もなかったように静かで、座敷には末の娘が眠りその隣に姑が眠っていた。
二人の布団をなおし、上のお姉ちゃんたちには静かに寝るように促し、背中に背負っていた子を布団に寝かせ、母親は、まだ真新しい夫の遺影に手を合わせた。
夫が南方から復員して来たのが一昨年夫は両手は肘の上から両足は膝下から欠損し帰って来た送り返されたのだ、毎日ダルマになった息子を世話をするのは夫の母である姑、彼女は女だてらに力仕事に出た、家族の生活が彼女の背中にズッシリと掛かる中、相次いで彼女は妊娠する、してしまう。近所の口さのない裁くのが好きな者たちは、囁きあった「あの体で、よくやる」そんな中、昭和20年8月15日を迎えた。
それから、3日後、昭和20年8月18日彼女の夫は農薬を煽り死んだ、身勝手な夫の理不尽な死その姿を目の当たりにした、姑は気を病み正気に戻って来れなくなった。
彼女は嫁であること、母親であることから発作的に逃げ出したくなり上の子たちの手をひき、末の子と、正気を失くした姑を家に残して夜の海に立っていた。別に無理心中を考えた訳ではないただ楽になりたいと思った、どうして私ばかりと思ってイライラと全てを否定し正気を彼女もまた失ったのかも知れない。
けれど、娘たちが女を母親に戻し正気もとり戻させた。女は母となり時代に立ち向かう決心を夜の海を背中にした。
今から、丁度79年前だ、日本には、そんな女がいた、時代、国自分の生きる場所を選ぶことが容易く出来ない時代がこの国にもあったことを忘れてはならない…。
子供の頃、よく祖母が話してくれた、祖母が見た戦争の話であった。
79回目の夏に寄せて。
令和6年8月15日
心幸
自転車に乗って
君の家の前まで行ったのは
通りの角から三軒目まで行って
引き換えした、次の日もそのまた次の日も
ストーカーか!? あの頃はそんな言葉もなくって、単純だた。
小さく心ときめく冒険と失敗の綱渡りをしながら大人になった。
人は、いつからを大人と呼ぶのか?
歳だけとっても、子供部屋大人だったりヒッキーニートだったりじゃ大人じゃないのだろうし。
確り自立納税者日々やっていても、心に子供の居場所があれば、自転車に乗って君の家の前でまちぶせた日の心にふと呼び戻される、それは子供なのか?
人はいつ、自転車に乗って君の家の前で
その窓を見つめた日を忘れるのか?
それが大人なのか?
今でも毎日自転車には乗るが
心ときめかせペダルを踏み風を切ることは
あの日から遠ざかれば遠ざかるほど
美しさだけが愛しく残る
それが大人になるということか?
それを否定し傷つくことを避け
心ときめかせることもなくては
見た目だけ大人になってしまっている
だろう、君もっと大人になれ
大人はわざわざ自分大人とは言わない
自転車に乗って、あの人の家の前で
まちぶせたことを切ない気持ちで
焼きついた時間を走馬灯に見つめる
それが、大人になったということか…。
令和6年8月14日
心幸
心の健康
白い顔して我こそ正義の味方とか張り付いて
自警警察だか私刑執行人みたいにして目につく自分が気に入らないものにしがみついてストーカーしていると、心の健康を害しますよ(笑)
SNSサイトなんて本気でとったらダメよ~ダメダメ(笑) 本気ですると心の健康に良くないわよ。特に真面目で良いこと悪いこと杓子定規にしか量れない自分は良い人ですって人は、もう手遅れかも知れないけど、あなた盲目的だからナイーブで自分のアダ名すら名乗れないのに他人の意見ばかり気にして、他人のことが気になってしかたがない。名無しにしてようやく初めて語れる臆病さん、SNSサイトなんてね、言いたいことを言いたいように言い合う場よ、でも忘れちゃならないのは、直接的なアホほど分かりやすい言葉でつまんない自分の正義を吐かないことよダサイから(笑)
語彙力強化ーっ!
ついでに読書力さらに強化ーっ!
因みに、「空から」ではなく「空(から)」空と書いて「から」と読むの意。この物語は空っぽだなぁーを示してんの(笑) なんでここまで説明せんといかん!日本人ではないのか?
だれか、伝えてくれよ〜♪
今日もスマホ首で画面見つめて
ネットの隅で 待っているのだろうから笑笑
頑張れよ、多分水に流すって文化の無いところから来たのだろう白くてスベスベでツルンとした白顔誇大妄想狂の方 お大事にぃ。
令和6年8月14日
心幸
君の奏でる音楽は
不協和音、不平 不満 批判
なにを、そんなにイライラしているの?
他人にイライラしてみても、仕方がないわよ
あなたを気持ち良くする為に隣人は存在しない。
可哀想に もっと、自分を大事になさい。
君の奏でる音楽は
不協和音、不平 不満 批判
そんなものを、探して裁いているうちは
心地よい音楽は、あなたの側には流れない
何故なら、類は友を呼ぶから、仕方がないわよ
イライラ虫には、イライラ虫が寄り付き
裁く人には、独り善がりの裁判官が寄り付く
可哀想に もっと、自分を大事になさい。
君の奏でる音楽が
心地よい音楽に変わる日を…
この世は合せ鏡君の心が映し出され
君の言葉が生まれる
可哀想に もっと、自分を大切になさい。
そして、美しい言霊を発しなさい
それは、お行儀の良い上っ面の気取った言葉でわなく、不細工で荒っぽくても、心の温かみが伝わる言葉で語りなさい。
君の奏でる音楽は
奥深く、力強く、そして優しい
痛みがあるから輝くことを知りなさい。
お節介なオバサンより(笑)
令和6年8月12日
心幸