7/10/2024, 11:47:03 AM
目が覚めると夢の中だった
夢の中でまた夢を見ていた
なのにどっちもどっち
私が欲しい時間で溢れていた
私が願った瞬間で満ちていた
せめて夢の中で、と欲しかったものが
すぐそこにあった
夢だとわかっていた
真夜中、目が覚めると泣いていた
7/6/2024, 11:35:58 AM
友だちにもなれない思い出
記憶に残すのは私だけ
あの時間をもう一度
考えるほど
あなたの顔がこびりついて
忘れられない
7/4/2024, 10:44:14 AM
神様だけが知っている
私が出会ったその瞬間から失恋していること
7/3/2024, 11:16:57 PM
このまま私の人生を生き続けていけば
何かとっておきのご褒美がありますか
ああ、また忘れていた
もうご褒美は来月末に待っているじゃないか
私の人生において最も幸せな時間が
待っているのに
そのために生きて働いているのに
忙しさの闇に飲み込まれて
記憶から消えていきそうだよ
こんなはずじゃなかったのに
でも、
その忙しさは働く自分にとって
学びや成長のための痛み、苦しみ、
人々との出会いだとも知っている
こういうとき
人間の感情は無数にあることを思い知らされる
言葉ひとつじゃ、いや、二つでも三つでも
決して説明しきれない
7/2/2024, 12:35:58 PM
プラットホームの上がりきったシャッターを隔てて
外側に立って電子タバコを吸っては吐く
その姿を
夏直前の日差しがくっきりと浮かび上がらせる
私にはあまりにも眩しい
吐かれた煙が風に乗って
どこかへ散ってしまうのが
惜しい