mia

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5/2/2024, 1:55:43 PM

あの日のあなたの純粋な優しさが
私に向けられていなかったらきっと

私は二度もあなたに恋をすることはなかった

だから私に優しくしないで欲しかった

などと嘘を


もしも時を戻せるなら

あなたへとつながる糸を自ら断ち切った日に


あなたはもう私のことは思い出さずに
大切な人とひとつになった人生を歩く


私はお互いが初恋だったことだけを胸にしまって
立ち止まる

4/30/2024, 2:44:04 PM

僕は忘れていた

すっかりこの生活が馴染んで

当たり前だとは馬鹿らしい

“明日死ぬから今宵を謳歌せねば”

何かの本で読んだ一節を

息を切らして走り、熱が上った頭で思い出す

謳歌できない夜も
忘れられない夜も
忘れてしまいたい夜も

息がくるしい

4/29/2024, 4:22:52 PM

風に乗って走れ
全力尽くして熱くなれ

って、小6のときに皆で考えた
運動会のスローガンだったわ

4/23/2024, 12:32:49 PM

2024.4.23.火
今日の心模様

ホッと胸を撫でおろした

朝起きてから出勤するまで
退勤してからその瞬間まで
心臓の鼓動が速まり、落ち着かず
食事も無理に飲み込むほどだった

しかしいざその瞬間が来れば
よかった、と安心したような心地だった
それもまた不思議な体験だった

4/18/2024, 1:07:24 PM

無色とはつまり、白、なのだろうか。

それとも透明なのだろうか。

彼を色で表すなら何色だろうか。
ある時は黒
ある時は白
ある時は…夕焼け……

「どうしたんだい?」
「いや…、あ、今日学校でクラスメイトを色に例えるなら?っていう話題になったんだ、それで──」
「なるほど、僕の色は何色かって考えていたのか」
「うん」

「で、何色だと思ったんだい」
「…安直だけど、黒と白、だよ」
「へえ…君にしては珍しいほど単純だね」
「だから言ったでしょ」

「じゃあ僕から見た君の色も教えてあげよう」
どーせ青だろ
「夕焼け色、かな」
「え、なんで」

「君の力は凄まじい。周りすべてを君の考えや行動で塗り替えていく。それを夕日に例えたんだ。なかなか風情があるんじゃないか。」

「…そだね…」
こういう時は決まって自分の瞳の色である、青と言われてきた自らの人生にとって意外な答えだった。

そして、夕焼け色はあんたもだよ、と思った。
でも意味は違う。
辺り一面をその色で包み込んでしまうのに、もうすぐ沈んでしまう儚さを併せ持つ。

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