4/17/2024, 1:30:55 PM
桜散る 風に揺れるる 枝の先
若葉の想いは 明日へ明日へと
4/15/2024, 11:56:48 AM
届かぬ想い、なんて
そんなふうに言えるくらい
真っ直ぐなひとになれたら
ヒロインになった気持ちで
泣き疲れて眠る夜があったのだろうか
これは、
届けぬ想い、を持ち続けて
彼が『死ぬ』まで笑っていた私の物語
4/10/2024, 11:46:05 AM
例えるなら僕は午前2:41、彼女は午後2:41
例えるなら僕は土砂降りの雨、彼女はお天気雨
例えるなら僕は枯れ草、彼女は春爛漫
例えるなら僕はあなたが必要、彼女は
4/8/2024, 11:02:51 AM
忘れたくないことが多い
この名前をなぞってから
「思い出」というものが
僕にポコ、ポコ、と生まれる
日常がすぐそこにあるのに
僕のものじゃないみたいだ
今日も朝一番に聞こえるのは
鈴が鳴るような声の
「おはようございます!」
忘れたくないことが、多い
4/7/2024, 12:05:43 PM
こんな時間になっちゃいましたね
助手席に座る彼女が
フロントガラスから空を見上げながら言った
そうですね、でも日も長くなってきましたよね
赤信号
彼女にならって少しだけ空を見上げた
まあでも買い出しもいっぱい出来ましたし、新しいメニューも生み出しちゃいましょう!
ええ、もちろんですよ!
僕らの買い出しはいつも大量の荷物になって
いつも予定の時間をオーバーする
彼女と居ると時間が足りないと思うことがある
なんか、時間足りないですね
自分の考えていたこととシンクロするように呟いた彼女の方を見ると
夕日に照らされた髪とまつ毛がキラキラとしていた
信号が青に変わる
アクセルを少しずつ踏み込む
僕も、そう思います
とは言えずに運転に集中するように口を閉じた