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5/3/2024, 12:28:34 AM

甘えてしまうから
そんな価値はないから
弱い所を見られたくないから
嫌われたくないから

おねがいだから、
優しくしないで

10/11/2023, 10:36:51 AM

ぽかぽか おひさまがさす
ふわふわ かぜがふく
さらさら かみがおどる
ゆらゆら カーテンがゆれる

お天気がいい日のお昼寝は気持ちがいい
明日もきっと いい日になりますように

10/8/2023, 4:59:04 PM

息を吐くと同時に脇腹に硬い革靴による蹴りが入る。
モロに内蔵へ衝撃が入りドッと脂汗が出た。衝撃で床に倒れ込んだ所に蹴られたばかりの脇腹に足が乗せられる。
イヌみたいな呼吸しか出来ない私を見下ろすその目は愛情に満ちていて、仕方がないなぁという顔で柔らかく笑っていた。
その表情をみて私もゆるりと笑顔向ければ、その人は更に目を細めて私に乗せていた足を下ろす。そのまま寝転がる私の腕を引いて起こすと膝をついて、優しく抱きしめてくれた。
正直熱を持った脇腹が蹲りたいほどの痛みを主張しているが死にそうなほどの痛みでは無い。
顔に出さないように我慢して、なるべく痛まないように腕を抱きしめてくれるその人の背に回す。
柔らかく抱きしめる熱を感じて、愛されているなぁと思う。痛みも苦しみも、この人の与えるものならと思ってしまう私はきっとどこかおかしかった。

そしていつものように感謝の言葉と共に愛おしい人を呼ぶ声でその人を呼んだ。

ありがとうございます。お父様。

10/6/2023, 10:32:43 AM

仕事帰り、いつもの商店街のいつもの人達。
寂れた、と形容に値する僕の地元は青森にあって、どこの地方都市でもよくある若者の地元離れにより活気を無くしつつあった。
賑わっていた商店街、行列の出来る新店舗、がやがやとしていたであろう街並みは面影だけを残している。
きっとこれから人口が少なくなって、子供たちの遊ぶところも消えていってしまったなら、僕もここを離れる選択をすることがあるのかもしれない。
物思いにふけりながら歩いているとお兄ちゃん、と店のお姉サマから声がかかった。

今日寒いからね、温かいもの食べるといいよ!コロッケ、温かいよ!

何とも唐突な客引きに内心驚くも、小さなテーブルに乗せられた保温器にはいくつかコロッケと、紙コップに入った唐揚げがあって、それは柔らかなオレンジ色を纏っていた。





寂れていて、活気を無くしつつある、昔の面影だけを僅かに残した商店街。それがあるのが僕の地元。僕の住む街。
手には紙袋に入れられたコロッケがあった。

10/4/2023, 12:00:47 PM

その言葉を貰えたら、私はこの場で1番美しく舞えるのに。

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