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5/9/2024, 11:33:50 AM

忘れられない、いつまでも。子供の頃の楽しかった日々何も考えていなかったわけでもないが自分のことだけに意識を向けていれば良かった日々。忙しさに繊細さが失われて降り積もる苦い思いが純粋さを灰色に染めていく寂しさを覚えながらも帰らない時間と積み重なる虚しい日々。忘れられない幸せは今は遠く、ただ薄れていく思い出の中でホコリまみれになっていく。

5/8/2024, 9:57:00 AM

何もかも捨てても惜しくないほどの初恋の日はまだ来ない。洗脳じゃあるまいしそうそうそんな恋なんてしないでしょうなんて笑った君があの子とともに消えてからずいぶんと探したんだあまりいい話があの子の周りから聞けなかったから。どうして独りであんなところにいたんだ何もかもを手放したのは本当に君の意志なのか?問いかけても答えがかえることはもうない。ひんやりとした部屋の中でじっと二度と目を開けることがなくなった君の骸を眺めている。

5/5/2024, 11:59:55 AM

君と出会って劣等感を知った。悩みも苦悩も知っているのにそれすら解決のため手を尽くせる君ならそれらもそのうち解消されるだろう。悩まない人間などいないからまた新しい悩みが出るのだろうけれどそれでも君の才能と努力はそれらを超えて功績を積み上げる。君に合うまでは劣等感など感じたこともなかった自分だけの世界で楽しくて退屈な遊びを積み上げていた今ではそれらがくすんで見える。あんなに楽しかったのに今では嫉妬が足を引くずいぶんと嫌な大人になったものだ。

5/1/2024, 11:04:05 AM

カラフルな豚をなでながらえさ箱にボタン一つ押すたびにそのキャラクターが滑らかに餌を与えていく。どこまでも楽しさを優先したゲームは思考をどこかシンプルに楽しい世界へ逃避させてくれる。そんなことを思いながらそれでもこの何時間後には労働が待っていると思うとどこか虚しい。その行き着く気は生の終わりだと思うほどなんとなく画面の中のカラフルな豚に自分が重なるようでボタンを押してもう一度キャラクターが撫でる動作をするのを眺めた。

4/30/2024, 3:08:26 AM

風に乗って雲の中に見つける静々とした柔らかな雨の匂いを甘くなるまで追いかけて、美しい雨音を聞くために街角の軒先を占拠する。お気に入りの自転車は今日も騒がしくもっと早くと急かしている、猛スピードで不幸の谷間を上がり下がりしながら人生を悲鳴と絶叫の雨の音が覆って行くいつかもう少し雨音を美しく彩る悲鳴でも上げてみたい。

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