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カラフルな豚をなでながらえさ箱にボタン一つ押すたびにそのキャラクターが滑らかに餌を与えていく。どこまでも楽しさを優先したゲームは思考をどこかシンプルに楽しい世界へ逃避させてくれる。そんなことを思いながらそれでもこの何時間後には労働が待っていると思うとどこか虚しい。その行き着く気は生の終わりだと思うほどなんとなく画面の中のカラフルな豚に自分が重なるようでボタンを押してもう一度キャラクターが撫でる動作をするのを眺めた。

5/1/2024, 11:04:05 AM