NoName

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6/13/2024, 11:01:33 PM

貴方はあじさいが好きだったね。
夏の時期になると、私をあじさい畑に連れて行って、笑顔を見せてくれたね。
初夏の雨、夏の日差し、あなたの笑顔。
私の好きなもの。
でも、今となってはあなたは好きなものを見せてくれない。
初夏の雨、夏の日差し、遺影のあなたの笑顔。

そんなあなたにあじさいを飾る。

6/4/2024, 11:06:34 PM

夜天光が差し込む薄暗い狭い部屋。
鬱屈とした私の気持ちを表す。
時が経つ。
朝が来たら昼が来て夜が来る。
私はこの狭い部屋で過ごす夜が好きだ。
朝と昼は定められたことを操り人形の様にこなすだけ。
でも、この狭い部屋で過ごす夜は私にとっての特別。
今日も夜が来る。
愛する狭い部屋。

5/26/2024, 11:38:04 AM

月に願いが叶うならば
死んだ姉を…死んだ恋人を生き返らせてくれ
姉に恋をした
恋をしたから姉は自殺した。
僕が変な道を辿らないように。

月よ…姉を生き返らせて僕を連れて行け

心から思う

5/10/2024, 11:37:24 AM

白色の肌。
羽ばたく蝶の様に可憐な見た目。
その中にある元気を彷彿とさせる性格。
正にモンシロチョウ。
春が好きな君を僕は好きになった。

貴方はモンシロチョウの擬人化。
そうポロッと彼女の前で呟いてしまった。
は?と君は反射的に声が出たが、笑ってくれた。
面白いねと。

今日もモンシロチョウを見ると彼女を思い出す。
4月の青空の下で亡くなった彼女を思い出す。

愛おしい君の姿を。

5/7/2024, 10:43:08 AM

僕の初恋の日は、僕の誕生日だった。
鬱屈とした日々に差し込んだ君という光。
君の存在が僕の誕生日プレゼントだ。
歳が増すという鬱屈の日。
それが僕の誕生日だ。
だけど君のおかげで早く誕生日が来てほしいと思えるようになった。
そして今、君は僕の誕生日を祝ってくれた。

早く誕生日来ないかな。

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