黄桜

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10/20/2023, 10:29:46 AM

何かを始めたいと思う時とは、自身が興味を持った事に対して時間を割きたいと思うことである。
それは、サッカー選手がサッカーを知らないで選手になるなんて事はまず有り得ないという事だ。きっかけはどうであれサッカーに興味を持てばボールを貰いシュートの練習などをする事だろう。人間は、いつだって興味を示した方向に進み成長していく。テレビで放送される番組に興味を示し、次の放送日を心待ちするように我々はいつだって気紛れに興味を向ける。気紛れ故に、我々は個性があるのだ。まるで、それは我々の始まりだと言えるのではないだろうか。

始まりはいつも、我々が。

お終い

10/19/2023, 10:24:06 AM

認識のすれ違いは、その場では気にしていなくても、いずれ目に見える程に明確な形として現れる。
恋人と手を繋ぎたい人と恋人とのスキンシップに抵抗がある人が付き合った所で互いの要求がなかなか通りづらく、次第に感情に対しての熱が季節の変わり目のように緩やかに冷め進んでいく。
結局、すれ違いと言うのは相手が理解するのに長い時間を使わねばならない言葉の選択の連続によってそれが蓄積されていった結果ということである。だが、これはあくまで私の主観であって世論では無い。周りの人間がこのような考えに必ず至るとは限らない。
それこそ、1番近くに居る家族とも本当にすれ違いは無いのだろうか。一度、何気ない会話にも耳を傾けてみるといい。小さなすれ違いが、君の頭にも流れ込むかもしれないね。

未知を学習するのは、すれ違いを受け入れる事。

お終い

10/17/2023, 10:46:37 PM

忘れられない記憶というのは、大抵が体や心に傷をつけられた時の記憶が多い。というより、圧倒的に嫌な事の方が記憶に残りやすいのだ。
なぜなら、それらの記憶は許さないという明確な怒りが込められているからだ。親に理不尽に怒られた記憶が残っているのならば、今の親は好きだけど、過去の親は嫌いという感じのイメージだ。
だからこそ、私達は苦しまされ続けるのだ。いじめの主犯がいじめをしていても、してないと言うように、いじめられた側は、そのいじめの内容、いじめの主犯の幻影が自身に言葉のナイフという、見えない暴力を行使し続けていることを忘れたくても忘れられないでいるのだ。

記憶のフィルムを切り取れたならば。

お終い

10/15/2023, 10:17:06 AM

不思議な夢を見た。私は、黒い空間に白虎と共に閉じ込められているのだ。流石というべきか、夢だからと言って超能力が使える訳でも、特別運が良い訳でもない。
つまり、現実と同じくいつ死んでもおかしくない状況なのである。目の前の白虎は私から視線を逸らす事はない、獲物を見つめ、鋭い眼差しで狩るべき相手を見定めている。
けれど、そんな時間も長くは続かなかった。私も視線を決して逸らすまいと瞼に力を込めていたが、目の水分が限界を訴えて瞼から力が抜けた。気がつけば、私は自宅のベットから転げ落ちていた。全身が痛かったが、何より痛んだのは胸にかけて白虎の爪によって切り裂かれた腹の部分だった。

獣から目を逸らすな。

お終い

10/14/2023, 10:08:35 AM

大人のプライドは高く高く、子供の姿勢は低く低く。こんな感じで、幼少期を過ごしました。そんな生活が続くと、自己肯定感はかなり沈み、口からは自分を更に深く陥れる言葉ばかりが紡がれました。
ですが、今は何故か不思議と高い高い所にいこうとしています。下手な嘘でも笑い飛ばせるくらい、機嫌が良いのです。まあ、これも長くは続かないけれど、それでも少しではあれど、自分を自分で愛せるくらいには成長したらしいです。今度の目標は何にしようかと、私は呑気に次への挑戦を頭で展開した。

自分を愛する事を高く高く目標に掲げてみた結果。

お終い

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