微睡み

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12/6/2023, 10:25:01 AM

眠れないほど
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前までは簡単に睡眠を削ってきた

時間がないなら睡眠を削ればいいじゃない、みたいなノリで

でも最近とうとうツケが回ってきて、ちゃんと寝ないとほんとダメになってしまった

どうしてあんなに睡眠を削っていたのか、と思い返す
もしかしたら、少しでもその一日を何か価値のあるものにしたくて、眠るその瞬間まで足掻いていたのかもしれない
なんて格好つけて言ってみたけれど、きっともっと単純な理由だろう

気になる本に、動画に、記事に、あらゆる情報に目を通しておきたくて、
あらゆる情報媒体に齧り付いていた

今思うと、膨大な情報を吸収しすぎてパンクしていたように思う
何か見逃していたら勿体無い気がしていた

あまりにも多くの情報を、善し悪し判別する間もなく丸呑みにしていたから、
自分が自分じゃ無くなって、何か嫌なモノになりかけていた

ある日、ふと自分が何か変になっている事に気がついた。
普段なら、そんな風に考えないのに、どこか過激な思考に陥っている事に気がついた。何か目に見えないモノに操られているようで、只々怖かった。

今でも、あらゆる情報に目を通しておきたくなって様々な情報媒体に齧り付いてしまうことがある。
眠れないほどに。

12/4/2023, 1:59:02 PM

夢と現実
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少し前、ほぼ毎日のように夢を見ていた

普段は月に1回でも夢を見られたら良い方だった
友人達からこんな夢を見たと話を聞くたびに、私もそんな夢を見てみたいと思っていた

目が覚めてしばらくは夢の内容を覚えているけれど
ベッドから出て、さて今日は何をしようかと考えている時にはもう、夢の内容が思い出せない
夢を見たと言うことは覚えていても、内容はさっぱり思い出せないのだ

だから余裕のある時は、見た夢を書き残している

「1/5
水そう 生き物 ハリセンボン 赤い魚 海水 水そうセット 世話できず真っ白に 大きいシロちゃん
すごくリアルなゆめ しろちゃんリアルと間違えそうなほど、」

...正直どんな内容かさっぱり思い出せない
朝に弱く寝惚けながらなんとか書いているので、いつも思い出すまま書いていたが
こんなにもよくわからないとは思わなかった
シロちゃんとは昔飼っていた金魚のことだが、夢の中で一体なにがあったのか

「1/22
また夢みた いつぞや前に見たのに似てる 
バス 親友と 人そこそこ 親子にゆずる つりかわ 田んぼあぜ走るな 横断する人 名札ついた苗?」
親友と書いてあるところには、
「なんでか横で座ってて、寝てる 左ほほにキスされた」

...正直、少しだけ思い出せた
他のところはよく思い出せないが、親友のところは少しだけ
隣同士で座って、バスに揺られていて、眠りから覚めた親友にキスされた、左頬に
頬へのキスは親愛の意味があるらしい

そう言えばその時期は、親友への気持ちが何か特別なものであると自覚しはじめていたときだ

夢は現実のことを整理するために見るのだとか
なるほど、確かに現実のことが夢に影響しているのだろうな

12/4/2023, 10:05:19 AM

さよならは言わないで
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密かに心を寄せている友達がいる
学校で出会って、卒業した今でもたまに連絡をとっている
連絡の頻度はまちまちで、よくメッセージを送り合う期間もあるし、お互いに音信不通の期間もある
今は音信不通の期間

学校の時は普通の友達だったのに、今では心の支えの一つになっているぐらい大切な友達になった
きっと親友って呼んでも大丈夫なぐらい

友達は誰かに自慢したくなるぐらいすごい人で、
つい自分と比べてしまって劣等感を抱いたこともある

ある日のメッセージで、「私なんかと友達でもったいないと思う時がある」的なことを言われた
友達に対して抱いていた劣等感を、友達も私に対して抱いていた
そのとき察した
ああ誰もが無いものねだりなのだと
あんなにすごい友達も、こんな私に対してそう言う感情を抱くのだと知った
どれだけすごいと思われている人も、自分に無いものを強請っていて、私が持っていているものをねだる人もいるのだと知った

言葉を交わし、お互いに様々な気づきを得た
文面越しに、音声越しに、言葉を交わしていくうちに
気がつけば、友達は私の中で大きな存在になっていた
隠しているつもりだけど、この気持ちはもう気づかれてしまっているかもしれない

今は音信不通の期間
そう言う期間があることはお互いに承知している
でも本当は、少し怖い

言葉を交わし終わったあと、
その日の最後のメッセージで、その日の最後の一言で、それが発せられるのが怖い
それを言われてしまうと、なんだかもう完全に縁が切れてしまうような気がするから
だから自分からその言葉を使ったことはない
なるべく、またねとかじゃあねとか、他の表現を使う
完全に縁を切ったりなんか友達はしないことを、よく分かっている
それでも、やはり怖いのだ

だからどうか
さようならだけは言わないで