「赤い糸」
運命だとか赤い糸とかどうでも良い。
君といつまでも一緒に居れたらそれで良い。
だから、
「おじいちゃん、おばあちゃんになっても、僕の隣で笑っててください。」
そう告げた。
20年経った今でも君とこの話をして笑っている僕らは幸せ者だ、
「君と最後に会った日」
初めて会った夏の日に自らいのちを断とうとする君に出会った。
蝉が鳴く昼に君は線路へと飛び立した、
僕は反射的に助けようと君に飛びかかった。
結果的にいのちは無事だったか、君はきょとんとしていた。
話を聞いてみると、彼女の自殺理由は想像を遥かに超えていた。
父は暴力的で毎晩殴られ、蹴られひどい時は性暴力的まで振るわれているらしい。
そんな中、母は毎晩父ではない男と遊び、
見て見ぬ振りをしてくることなど、色々なことを教えてくれた。
話を終えた途端こどもみたいに泣き出した。
そうとう辛かったのだろう。
僕には話を聞くことぐらいしか出来なかったけど、君が泣くことができたならよかった。
そう思い君と別れの挨拶を交わし、振り向いて歩き出した瞬間
「グシャッ」
という鈍い音と共に君は吹き飛んだ。
君と初めて会った日に、君は亡くなった。
「日常」
「好きな時に好きな歌を歌う。」
その言葉をモットーに、歌い手というものをしていた。
活動を初めて一年。長いようで早かったような一年。
そんなある日、とある歌い手さんに声を掛けられた。
すると突然、「一緒にグループ組まない?」
と言ってくれた。僕自身、グループに興味が無かったわけではない。
すこし嬉しかった。
でも、まだ僕は大学生だ。
そして何より「好きな時に好きな歌を歌いたい」これを大切にしていた。
普通の大学生なのに、日常を捨て、普通とはかけ離れた人生を送ることになるだろう。
すこし勇気がいる。
凄く考えた。きっと人生で1番大切な判断だから、
でも僕は、何より歌うことが大好きだ。
「僕もグループに入れて!」
この決断を下したのはきっと間違いではなかった。
武道館に立って改めて思った。
注意⚠️
irregular dies様の💎さんを元に書かせていただきました。
不快な気持ちをした方がいらしたらすみません。
この度、テスト期間が終わったのでまた続けていきたいと思っています。
どうか、何卒よろしくお願いします🤲
「街」
都会にはキラキラした人生を送っている素敵な人ばかりだと思っていた。
そんな都会に憧れ、わたしはど田舎の地元を離れて東京に行った。
いざ住み始めるとその生活はキラキラと輝いていた。
でもそんな気持ちもすぐに変わった、
ほんとは心に闇を抱えたくらい人が多くまいにち泣きそうになる毎日。
今週末にでも実家にいこうかな
「やりたいこと」
【死ぬまでにしたい事リスト】
・美味しいものをたっくさん食べる!
・友達とプリクラ撮る!
・推しのライブに行く!
・可愛い服をたくさん着る!
・メイクを自分でする!
・先輩に告白する!
(先輩と付き合う!!!)
・さくらんぼ食べたい!
・誰よりも幸せになる!
・誰よりも愛される!!
・手術を受ける。
【死ぬまでの日記】
6月1日 余命宣告された。まだ実感ないや
6月2日 後 1ヶ月は長いようで短いようだ、
6月3日 友達に余命のこと、言うか言わないか
6月4日 なんだか調子が悪い、余命の所為?
6月5日 先輩に告白された。泣きそう。
6月6日 告白はもちろんOKした!嬉しすぎる
6月6日 デートに誘われた、心臓バックバク
6月7日 先輩とデートした。やっぱり優しい。
6月8日 病気が悪化して緊急搬送された。
6月9日 入院生活は慣れたけど、まだ怖いや
6月10日 余命があと6日になった まだ生きたい
6月11日 先輩に会いたい、友達に会いたい、
6月12日 まともに手も動かしにくくなった、
6月13日 先輩がお見舞いに来てくれた。
優しいけど泣きそうな顔だった。
6月14日 友達がさくらんぼもってきてくれた
すんごく美味しい、また食べたいな
6月15日 もっと生きたかったけど、みんなと
過ごした一日がかけがえのない日だ
ったよありがとう!!!
6月16日
6月17日
6月18日