一尾(いっぽ)in 仮住まい

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11/30/2025, 2:57:30 PM

→右手左手


私は左利きですが、右手を使うように矯正されて、今日までやってきました。
咄嗟に左右の判断がつかず、右手のペンダコを確認して右を向くクセは、生涯変わらないでしょう。料理中に、その時々の使い勝手で、無意識のうちに左手を使って菜箸を操ることもあります。
こんな感じで、右手も左手も、これからも私の人生を一緒に紡いでいってくれることでしょう。
大事な相棒たちをねぎらって、夜な夜なハンドクリームのケアは欠かせません。


テーマ; 君と紡ぐ物語

11/29/2025, 3:49:21 PM

→言葉

何処かで誰ががアーとかイーとか声を上げて、体や心の痛みをその咆哮に乗せたとしても、大体は消え去ってしまうのだが、稀に言語化の上手い人がいて、その叫びが言葉というカタチを得て、名言になったりする。
幾億もの失われた響きの上に成り立つ、強靭なアーカイブ。


テーマ; 失われた響き

11/28/2025, 3:23:16 PM

→にわかには、信じ難いとも言えない、かもしれない話だが……

牛の赤身肉を、凍りつくほど冷えた霜の立つ朝に干しておく。すると、肉が霜を転写して、美しいサシが入る。
これが、かの有名な霜降り肉である。
ホントのようなウソの話。

テーマ; 霜降る朝

11/27/2025, 2:39:14 PM

→気持ちを整えるために……


心の深呼吸を望んだことはないけれど、脳ミソを取り出して丸洗いをしたいと思ったことは、けっこうある。
脳ミソって細かい襞とか皺が多そうだし、カリカリと綿棒で掃除したら、すんげぇゴミとか汚れが取れそう。
そして、かなり「無」になれそうだと思うんだよね。


テーマ; 心の深呼吸

11/26/2025, 4:56:56 PM

→宇宙色の毛糸玉


毎年この時期になると、取り出す箱がある。中には、毛糸と棒針と編みかけのセーター。もう何年も編みかけのままだ。

毛糸は宇宙色で、ところどころに黄色や白、オレンジなどの差し色が入っていて、本当に星空のようだ。毛糸玉の状態でも可愛らしいし、編み上がった部品は、言わずもがな。
さっさと編めば良いのだけれど、何となくダラダラして進まないでいる。
毎年、箱から出して編み上がった身頃や袖を眺める。上手に編めたなとか、ここはちょっと目が詰まってんだよなとか、さらには、その当時の思い出も蘇ってくるから不思議だ。
もしかして、セーターを編み上げない理由は、毎年の思い出巡りを楽しみにしているからかもしれない――。
    
ハイ、格好つけました。
未完成の理由は、ただの怠け癖由来です。


テーマ; 時を繋ぐ糸

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