→僕は人混みにその手を探す。
人の多いショッピングモールで、あなたは僕と繋いでいた手を離した。
「ここで待っててね」
あなたはそう言って、僕の前で手をひらひらさせた。
そのパントマイムのような手の動きに、僕の身体はピタリと止まった。
僕はその「待って手」の魔法にかけられて、ずっとあなたを待っていた。
しばらく待っていたら、ショッピングモールの係員の人が来て、迷子センターに連れて行かれた。それから警察が来た。
たくさんの大人が僕を囲んだ。けれど、そこにあなたの姿を見つけることはできなかった……。
あれから何年も経った。しばらく僕はあなたを待っていた。あの美しいパントマイムのような所作で、「待って手」が「おい手」になるのを待っていた。
待つのが無駄だと思うようになったのは、いつだっただろうか? もう忘れた。
それなのに、僕は今でもまだ、人混みにあなたとその手を探してしまう。
テーマ; 待ってて
→伝えたい! その愛らしさを!!!
猫は、愛らしい。
とっても可愛い。
可愛すぎて尊い。
尊すぎて昇天しそう。
こっちが忙しい時に限っての腹見せゴロンとか小悪魔が過ぎる。まったりしてるから撫でようとしたら、思い切りシャーされて手を叩かれる理不尽すら神がかっている。
神様はどうして猫を作ったのだろうか? それを聞いてみたいけれど、私には神通力がない。
あっ! そうだ! 祈りながら地面にめっちゃ大きな猫の絵を描いてみるってどうよ? あの、例のでっかい平原!
神様に届けたい想いとか、みんなあそこに書いてるもん。私もやってみよーっと!
ついでに未来の人にも猫の可愛さが伝われば、コスパ最強じゃね?
絵が下手だから心配だけど……、まぁ、なるようになるっしょ!
ナスカの地上絵の猫が描かれた経緯が、こんなだったら面白いなと思った。
テーマ; 伝えたい
→オリンピック
食い入るようにテレビ画面に釘付けになって、私は彼らの活躍に心を躍らせる。
私は彼らのことを想像する。プレッシャーを背負いながらも、自信を味方に競技に挑む彼ら。
スキーのジャンプ台からはどんな景色が見えるのだろう? モーグルのコブのような雪を滑りこなす感覚はどんなだろう? フィギュアスケートで他の選手のコスチュームに「良い感じの衣装だな〜」とか思ったりするのかな?
観客の声援、裏方のスタッフとのやり取り、会場の雰囲気、私が一生知ることのない世界。
特別で格別な経験だな。
日本の片隅にある小さな部屋のコタツ虫。この場所で、小さな想像をこねくり回しながら、彼らを応援する。
日本の選手の活躍は嬉しい。でも、やっぱり、出場選手の全員にエールを贈りたい。だって、オリンピックはスポーツの祭典だもの。
すべての選手が、最高のパフォーマンスを発揮できますように!
テーマ; この場所で
→小っちゃい自分
哲学者のハンナ・アーレントは、two-in-one「一者の中の二者」という表現を使い、自己対話の重要性を説いた。
誰もがみんな、そんな「two-in-one」とせめぎ合ったりしてるのではないだろうか?
もちろん、私のなかにも小っちゃい自分がいる。
この人は常に私の動向を観察している。自制心と呼び替えてもいい。この人には嘘もつけないし、言い訳も通用しない。
ところで、腹が減ってきた。夜中だけど。
井之頭〇郎並みに腹が減ってきた。睡眠欲より食欲が猛々しい。
背徳感はあれども、カロリー怖いけど、コンビニにスイーツ買いに行こうかなぁ。
夜中だけど。
……………
(ー_ー゛)
へぇ~、今からコンビニぃ?
テーマ; 誰もがみんな
→Le HautMedoc de Haut Bages Liberal 2012
たまに花を買う。
花束ではなく、1本だけ。
私の生活に花束は大きすぎる。
花瓶は持っていない。
ここ数年、ワインボトルが花瓶代わり。
それに似合う花を選ぶことが、とても大事。
テーマ; 花束