朱堂悠

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9/29/2024, 4:26:08 PM

子供の頃に自宅や寮で相部屋だったり、
結婚後夫婦で寝室やベッドを共有するのが
当たり前だったりする方々は、
自分のパーソナルスペースが欲しくなる時はないのだろうか。

もちろん、部屋数や金銭的な面でそうせざるをえない
ことがあるのはわかっている。
だが、外に出ても、家にいても、必ず誰かが隣にいて
気分的に「一人になりたい」と思っても
なかなかなれない状況を苦痛とは思わないのだろうか。

そう言う私は勿論、1日のうちある程度は
1人になれる時間が無いとストレスが爆発するタイプである。
社会で生きるために付けている仮面も
家族に対する気遣いも全部投げ捨てた時間。
声すら発さない、静寂に包まれた部屋。
この瞬間だけが、自分がただの「自分」でいられて、
その「自分」を再確認できる。
それが何よりの癒しなのだ。

という訳で、もし何かの弾みで同棲するようなことが
あっても、必ずマイルームは確保する。
それが話し合いを重ねても納得できない相手ならば、
今後の関係もそれまでになるだろう。

9/28/2024, 4:21:12 PM

最近友人と遊ぶと、
別れ際に交わすことが恒例となっている会話がある。

「死ぬなよ」「お前もな」「生きろ」
「ガチでヤバければ逃げろ」
「ちゃんとご飯食えよ」「ちゃんと寝ろよ」
「本当にヤバければLINEしろ」

…人間社会に、仕事に疲れ果てた
哀れな大人の会話である。

本当ならば、明るく楽しく未来ある会話で締めたい。
だが、皆で集まって遊ぶ日は大概なところ、
週5の激務をくぐり抜け、体力を回復させる間もなく
迎えた週末である。
集合した朝からHPもMPもレッドゲージなのだ。

でも、それでもこの人達と遊びたい。
そうお互いに思っているところに存在するのは、
「友情」に他ならない。
大人になるほど希少で得難い大切な宝物である。

9/27/2024, 4:14:01 PM

通り雨。
少し前までなら「面倒くさいなあ」なんて思いつつ、
予想外の水気にそれはそれで趣を感じていたものである。

しかし、近年は違う。
通り雨、即ちゲリラ豪雨。
降水こそ短時間かもしれないが、
一度に1ヶ月分の雨量を記録することもある。
治水が甘ければ、排水溝や河川から水が溢れ出し、
下水道のマンホールが水圧で吹っ飛ぶ。
趣を感じるどころか、命の危険で身体が強張る。

あの雨足は東南アジアのスコールを彷彿とさせる。
近年の気温の変化も考慮すると、
日本はもう温帯ではなく亜熱帯なのかもしれない。

とにかく、こんなに強力になっては
命がいくつあっても足りないので、
通り雨はほどほどにしてもらいたい。

9/26/2024, 4:12:06 PM

秋🍁
…ということで、今日は紅葉の話。

ワンパターンな四季に分けられない近年の気候の影響だろうか。
紅葉も、その変動に振り回されている気がする。

例年に比べて1、2週間ほど後にずれ込むくらいなら
まだマシである。
確か去年だったか、葉がまともに色づかないまま
落ち始めていたのは衝撃的だった。
一区画だけその傾向にあるのなら
「たまたま」で済ますことができる話であるが、
地域を跨いだ上で多くの木々がそのように変化していた。
紅葉そのものの概念が崩れている可能性がある。

今年は一体どうなるのだろうか。
先週まで35℃近い残暑があったのに、
今週に入って段階を踏まずに5℃くらい下がっている。
しかし、秋虫は残暑の中でも暦通りに鳴き始めていた気がする。

例年並みか特例が出るのか、
どちらになってもおかしくはない。

9/25/2024, 4:17:14 PM

私は帰省する時によくJRの在来線を使う。
新幹線を使う場合よりも所要時間は倍になるが、
お値段は半額くらいで済む。
そして何より、窓から見える景色が格段に美しい。

在来線には騒音対策のための壁が設置されていない。
そのため、富士山も壁に遮られることなく、
その雄大な姿を余す所なく見せてくれる。
熱海から伊豆の方向へトンネルを抜けると、
そこには太平洋の水平線が輝いている。
これらを目にした時の感動は
新幹線では味わえない興奮だ。

とはいえ、景色が次々と流れて行く
新幹線のトップスピードを感じられるあの車窓も
文明の進化を体感できて、
それはそれで楽しかったりもする。

どちらが良いかは好みが分かれるだろうが、
まだ見ぬ景色を求めて交通手段に変化をつけるのは、
新しい発見をもたらしてくれると思うのである。

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