朱堂悠

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子供の頃に自宅や寮で相部屋だったり、
結婚後夫婦で寝室やベッドを共有するのが
当たり前だったりする方々は、
自分のパーソナルスペースが欲しくなる時はないのだろうか。

もちろん、部屋数や金銭的な面でそうせざるをえない
ことがあるのはわかっている。
だが、外に出ても、家にいても、必ず誰かが隣にいて
気分的に「一人になりたい」と思っても
なかなかなれない状況を苦痛とは思わないのだろうか。

そう言う私は勿論、1日のうちある程度は
1人になれる時間が無いとストレスが爆発するタイプである。
社会で生きるために付けている仮面も
家族に対する気遣いも全部投げ捨てた時間。
声すら発さない、静寂に包まれた部屋。
この瞬間だけが、自分がただの「自分」でいられて、
その「自分」を再確認できる。
それが何よりの癒しなのだ。

という訳で、もし何かの弾みで同棲するようなことが
あっても、必ずマイルームは確保する。
それが話し合いを重ねても納得できない相手ならば、
今後の関係もそれまでになるだろう。

9/29/2024, 4:26:08 PM