しまえなが

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8/3/2024, 12:11:23 PM

次に目が覚めるまでに、死んでしまえれば楽なのに。

現実は地獄のように生きているだけで苦しいのです。寝ても翌朝がやってくることが怖いのです。

それでも私の時は刻まれていく。1日1日進んでいく。
いつの日か幸せな時がやって来るのだろうか。

幸せを願いながら、目が覚めたときに気分が晴れることを願いながら、今日も眠る。

「目が覚めるまでに」

6/15/2024, 12:44:06 AM

1年中1日中、雪の降りしきる街があった。
住人はあいまいな空模様にほとほと困っていた。

街の長の息子である青年は、この状況を何とかしようと立ち上がった。
降り続ける雪の原因は、周囲の街の魔法エネルギーの使いすぎによるものだった。

青年は考えた。長である父に周りの街に呼びかけてもらえばいいのではないかと。
しかし、その父は1日中寝ていて起きる気配がないのだ。

さらに青年は考えた。バクに夢を食べてもらえば起きるのではないかと。

そこで青年は長い時をかけて、様々な書物を調べ、とうとうバクを呼び出した。
雪の降るどんよりと曇ったあいまいな空からバクがやってきた。

そしてバクに夢を食べてもらった。バクによると父が目覚めなかった理由は、降り続ける雪に囚われていたからとのことだった。

目覚めた街の長は驚いた。夢の中だけではなく現実でも雪が降り続けていたのだ。
急いで周りの街に魔法エネルギーの使いすぎを抑えるように呼びかけた。

~数年後~

「見て、あれが、太陽だ…!」



「あいまいな空」

6/13/2024, 10:21:30 AM

私のこの辛さもいつしか変わっていくのだろうか。
あじさいの色がうつろい変わるように。

「あじさい」

5/28/2024, 11:57:17 AM

私は半袖を着ることができない。
なぜなら腕に生きるためについた傷があるからだ。

半袖を着る人を眩しいとも思いつつ、一方で自分も頑張ってきたのだと褒めてあげたい。

「半袖」

5/27/2024, 12:04:01 PM

この世を天国と称する人もいれば、この世を地獄と称する人もいる。

あなたにとってはどちらですか?

私にとっては地獄でしかありません。生きているだけで苦しくてたまらなくて、明日が来なければいいのにと願う日々です。

いつか天国になってほしいと願いながら、今日も地獄を生きています。

あなたにとってはこの世が天国でありますように。

「天国と地獄」

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