思い出の青ジャージ

Open App
10/10/2025, 11:26:14 PM

踏んづけた。

コスモスはたくさん群がって生えるはずなのに。

一輪だけのこの子が寂しそうに見えて

ならいっそ、



絵の具で塗りつぶされた青空を眺める

寂しいのは僕の方なのに

10/9/2025, 11:52:01 AM

幼馴染のお話。ベランダにて。


「月が綺麗だ」

え、告白?ウケる笑

「普通に綺麗だなって思っただけ」
 
気まず笑

「まあ好きだけど」

え?月がってこと?

「お前のことだけど」

??????

10/6/2025, 1:58:17 PM

言の葉を燃やす今日の夕暮れ

美しいものは美しいんだ。そこのけ


明日が来る保証なんかないなら

今日にどんな花を生けよう


散ったあとのことは

この詩に任せて身も任せ手を振れ

踊りたい?なら踊れば良い!

酸いも甘いもいずれ朧げ

10/3/2025, 12:18:07 PM

貴方の泣き声だって

私の鳴き声だって

書き消しちゃいなよ。ここで、書き殴ってやろうよ。

どんな文だって、楽しみなんだ。

この文の先には誰かの人生がある、

誰かの血が通っている

誰かの想いがある。

深さだとか野暮ったい。楽しみたいんです。

みんなの作品読むの、楽しいんです。

10/2/2025, 12:31:48 PM

この部屋には扉がなかった。
6畳半ほどのワンルーム。
 その情報だけで夢だと悟るが、
現実的に考えるのも悪くない。

 窓は、ある。
差す陽はなく、人が行き来するには可能な大きさだ。
どうやら窓から私はこの部屋に入って来たらしい。

 壁は一面真っ白で単調にも程がある。
床はフローリングで、引っ越したての何もない部屋みたい。
それは、それであったとしたら
そこに居る権利を得ただけの、「箱」だ。

 私みたいだ。

遠い足音が聞こえる。

後悔と諦めの混じった匂いがする。

Next