みりん

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7/4/2025, 12:12:57 PM

君の描く絵はいつも青が目を引く。
この部活で一番青を使いこなしているのは、
間違いなく君だった。

今日の分の作業が終わって、
片付けに入る。

もうすっかり暗くなってしまった外を、
網戸を隔てて見る。

君のいたあとのキャンバスの周りは、
当然青がそこかしこに散らばっていた。

君が青くなった水を捨てる。
ちょうどよくカーテンが揺れる。

君の短い髪がなびく。
君の流した水はきっと少しだけ蒸発して、

少しは青い風となっている。



『青い風』



「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
っていうオプチャの管理人です!
ぜひおいでくださいな
ちなみに美術部だったことはないです

7/3/2025, 12:08:12 PM

遠くを距離として感じるようになったのは
いつごろだったか

小さいころはきっと
ひとりならばどこでも遠くだと思っていたし
遠くまで行ける私が好きだった

今でもひとりならば遠いと感じる
でもかかる時間がそうさせている気がする

何分とか何キロとか
そういうものに縛られないで

またあの小さい冒険のような
近くて遠くへ行きたい


『遠くへ行きたい』


「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
っていうオプチャの管理人です!!
あー電車でどっかいきたい!!
けどお金がなあ…誰か私に切符買ってください。

7/2/2025, 10:23:43 AM

きらきらと輝く君の心は、
私の眼でダイヤの指輪のように光った。

適当にあしらってるようで、
実は誰よりも優しくしてくれたりして。

あぁ、私は目が悪かったから、
君のいいところしか見えなかったのか。

君はガラスだったのだろう。
鉛が入っていることに、気づかなかったよ。


『クリスタル』



「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
っていうオプチャの管理人です!
今日はどうも思いつきませんね!
なんか習慣はできてきたけどクオリティは低くなっていきますな…。

7/1/2025, 1:37:46 PM

7月に入ると、
夏がどっと押し寄せる。

私はそれでも挫けずに、
押し返されないように力強く立った。

私は押し返されないように、
力強く立ち続けた。

私は、それが夏らしいと思って、
好きでもあった。

しかし世界は私だけで回っているのではない。
押し返される人はたくさんいる。

いや、たくさんいなかったのかもしれないが、
私の周りに限っては、ばたばたと倒れた。

倒れた人々を足元に感じる。
ふと視線を下にやると、
私までバランスが崩れてしまったようで、

倒れた。

前を見ると、
この押し寄せる夏にも負けず、
すたすたと歩いていくあなたが見える。

行かないで、とは思えど、
それでは私も倒れた人と同じではないかと思う。

もう倒れたのか。

あなたの残り香は、
きっと夏の匂いと同じ。



『夏の匂い』

6/30/2025, 10:34:28 PM

耳が、聞こえない。

私は眠っていたのだろうか。
ぼんやりと目を開ける。

誰かが呼んでいる気がするが、
気のせいのような気もする。

体を起こす。
誰かに起こしてもらったはずなのに、
私はこの部屋に一人だった。

気分が良くないから換気をしようと思って、
締め切られたカーテンを開ける。

カーテンを開けるとそこには、
壁があった。

窓がないなら仕方がないから、
私はベッドに身を任せることにした。

耳は、多分まだ聞こえていない。

眠りにつく。


目を開ける。
朝ではないような、妙な焦りを感じる。

目の前にはあかい空を隠しているような
暖かいカーテンが見える。



『カーテン』




「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
っていうオプチャの管理人です!
夢ってさ、何も覚えてないよね。私全然見ないからわかりませんが…
もう眠たい!!寝ようみなさん

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