一森くま

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5/14/2025, 12:10:08 AM

百聞は一見にしかず、
ということが往々にしてある。

ずっと毛嫌いしていたものが
ある日突然平気になったり

噂に聞いていたものを
いざやってみたら
想像以上にきらきらした世界が広がっていたり


チャレンジ
という言葉にすると
英語のせいもあって強い能動性がなければならないように
感じるけれども


百聞は一見にしかず
は、なんとも日本人にとってやさしく聞こえるものだ。


見たこと
やったこと
実際に体験して感じたことに
かなうものはない。


それに対する思い込みが激しいほど
外れたときの浮遊感とAha!体験は
凄まじいものがあるのだ。

記憶の海の中で
つまらない、くだらない
と思ったものにこそ
目を向けてみてほしい。

海の中に
お宝が眠っているかもしれないのだ。

案外、ミラクルは自分の近い所にあるのかもしれない。

5/12/2025, 3:50:59 PM

生まれ変わる、なにかきっかけがあればいい

美味しいコーヒー

新しい香りのシャンプー

洗いたてのシーツとタオル

何も書いていないノート

初めて出会う人

まだ観ていない映画



ただ君だけが居れば良い

弾けるように

ほんとは

君は

いつでも生まれ変われる


きっかけさえあれば



君の好きな きっかけを

探しに行ってみないか

明日、いやなことが終わったら

さあ集合だ

5/11/2025, 2:59:29 PM

死んじゃうんだもんねぇ、みんな。

死んじゃうんだよな、みんな。


有名作家が50も半ばで死んだことを

錦糸町の雑多なホテルで風呂に浸かりながら思い出していた。


どんな生き方してたって

いずれはお迎えがくる。








久しぶりに都会へ出てみると

若者の顔も表情も

一昔前とは少し違って見える。


私も、歳をとったのだろうと

若さを目の当たりして

あの日の尊さと無邪気さを思い出して赤面する。


2013年から未来の船は動き出して

今ここまで来た。




こんなに人とすれ違って

二度と会わない人もいるなかで

今宵、数時間話した人の記憶は

如実に残っていくと思う。




初めて出会う人と

こんなにも心の触れ合いをすることになるとは。




都会でも

田舎でも


心さえ磨いていれば

大切な誰かと出会える。


真を求めればこそ、未来の船は動く。

4/3/2025, 2:34:03 PM

「君と」


一度でもこれを口にした人は、
誰かを愛した経験がある人だと思う。

時間は関係ない。
一瞬でも、愛は存在する。


永く変わらないものだけが
愛と呼ぶのだとしたら
それは時代遅れ。
…はいいすぎかもしれないけれど


もっとカジュアルに
もっと息をするように
誰彼かまわず

愛を持ち合わせても
良い気がする。

今は、そんな時代な気がしてる。



#自由があるうちに愛を謳歌せよ

3/31/2025, 11:04:01 PM

またね!

そう言って私は彼女との未来を手放した。

ずっと長い付き合い。

彼女はきっと、親友だった。





友情が執着に見え始めたのは

彼女から私への、言葉遣いの忠告だった。

それで、とか、だから、とか

そういう接続詞ひとつの問題だった。

親か誰かに、言われ続けたネガティブワードの一つなのだと思う。





ようするに、私のどこかが気に食わないのだろう。

私は彼女にはコントロールできない。

2人で同じ景色を見たかみないか、同じ思想、感覚を持って仲良くするなんていうことはそもそもはなから難しい。

彼女は私に幻想を抱いていたし
何年も前に会った私はもうそこにはいないのだ。



私を失いたくない、というよりは
割と本音を言い合えた旧知の仲である存在が自分から離れていくことへの執着を感じたのだった。


私が思うこと、感じることを止めさせたり
言葉を矯正する人を、私は友達とは呼ばない。


私の中でも友達の基準がいつしか変わっていたのだ。

お互いの生活や暮らしを続けていった先に
たまに、ごはんをたべたり、お茶をするくらいでいい。
どうにかしてほしいなんて思わない。


さよなら、彼女の中の私。

またね!なんて多分ない。


こうやって自我を思い知ることもある。
曲げられないこと、思わざるを得ないことが
私の中の確かな個性なのだと知る。




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