小雪

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7/15/2024, 4:23:12 AM

私たちはあの時手を取り合わなかった。
あの時手を取り合っていれば、、、。

私たちは中学生だ。
そして来年高校生になる。
なので今は受験シーズン真っ只中だった。

みゆは私の親友だ。
その、みゆが私に提案してきた。
気分転換に、川に遊びに行った。
その月は真夏でとても暑かった。

私たちは川で遊んでいた。
するとみゆが足を滑らして頭を岩にぶつけた。
私はあの時近くにいた。
私が走れば。手を取りあったら。助かったかもしれない。
結局みゆは、頭をぶつけて意識不明。
私は急いで救急車を呼んだが、
その時にはもうみゆは息をしていなかった。

7/13/2024, 11:12:11 PM

私は優越感に浸っていた。
テストの学年1位。ミスコンでも優勝。
みんなから好かれているし告白だって毎日と言えるほどされる。私は気づかないうちに優越感に浸っていた。でもある日あるグループから悪口を言われた。
意外と図星な事だった。その悪口がどんどん学校に広まっていって、私の人気は下がった。もう私はいっその事クラスの端にいるあの子になりたいと思った。

私は劣等感しか無かった。
テストは学年最下位。ミスコンには出たこともない。
みんなからは嫌われて告白だってされたこともない。
悪口を言われまくっている。私はみんなに囲まれているあの子になりたいと思った。

7/12/2024, 10:27:50 AM

私の名前は春佳。
私は薫くんが好き。
プールに溺れて助けてくれてから3年前。
ずっと彼のことが好きだ。
でもあまり喋ったことがない。

そして私には大親友の舞梨がいる。
彼女にはいつも彼のことについて相談しているが
特に進展は無い。
まぁこういうものだろう。恋というのは。

でもある日事件が起こった。
薫くんと舞梨が一緒に手を繋いで歩いていたのだ。
しかも恋人繋ぎ。
私は2人に向かって歩いた。
「えっ春佳、、、?」と舞梨が言う。それに続いて、
「あっ。舞梨といつも一緒にいる子ですよね。僕は舞梨と付き合っている、薫です。」と言った。

嗚呼。これまで、ずっと、隠してたんだ。

7/11/2024, 10:36:29 PM

スマホを見ると1件のLINEが来ていた。
「まだ寝てる?」
私の彼氏からだった。
すぐにまた沢山来た。
「起きてる?よね?」
「今何してる〜?」
「返信してよー!」
「僕のこと嫌いになっちゃった?」
「ほんとにごめんね」
「さみしい。」
「今から君の家に行くね」
ああ。私の彼氏はいわゆるメンヘラと言うやつだ。
でも私は、そんな彼がすき。

7/10/2024, 10:35:47 AM

目が覚めると、真っ白な天井が見えた。
よーく見ると、きめ細かくお花の絵が書いてあったり
起き上がり周りを見ると、そこには、
赤いひとつの角を生やした人間がいた。
とても美しく5秒くらい見とれてしまった。
その女性に「ここは何処ですか?」と尋ねた。
その女性は「ここは谷の下の聖域だ。」と、答えた。
聖域?ていうかなんでこの人は角が生えているの?人間じゃないの?
「私は人間では無い。」
女性は急に言った。
心を読まれた?どういうことだろう。人間ではない?
私は頭が疑問でいっぱいだった。
目が覚めてから不思議なことばっかりだ。
あっもしかして、夢だろうか?
「夢では無い。」
また心を読まれた、、、。
女性は、言った。
「ここに着く前のことを覚えていないのか?」
嗚呼。そうだ。私は生贄なのだった。
村の疫病神の私。
代々生贄として続いている家系。
しかも私は不幸を招く体質だったので、
幼少期から閉じ込められ
予定日より3年前の儀式に、
生贄として殺されたんだ。

嗚呼。この世に目覚めるときから間違っていたんだ。

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