5/1/2023, 2:27:24 PM
真白い昼光をはなつ
シーリングの上に
堪えられないものが
張り裂けて
端から端までを
見渡すことのできない
天を眺めながら
椅子に座って
あんまりな
生活を産んだ
海を産んだ
思いに耽るたびに
だれかの、胸の上で
踊るだけの水滴になりたい
埃みたいに払われても
一つの星でありたい
ぼくはぼくの
屋根のうえを駆けて
たださようならの
準備をしている
#カラフル
4/20/2023, 9:02:50 PM
彼女は激突した。
星々が光るためにここで生まれた。
燃える頭を戴きながら川縁で息を吹き返した。
そして思った。
何者か。
ほんとうは声に出して問いたいことを。
きっかけがあればいのちは蒸発していくから。
夢の底をひきずる足あとが、永遠に画している。
欲望のかたち。
水晶のようにかなしそうな肌の色。
呼吸が濡れるまで炎をせきとめることはできない。
言葉ではきっと思い出せないかもしれない。
それでも、と。
彼女は激突した。
ぼくだけがそのことを知っている。
#何もいらない