大切な友人と生きてること
大切な恋人と生きてること
母が、父が生きていること。
全部が今ある幸せだと
亡き母から教わった
幸せは当たり前なんかじゃない
そこにあって初めて幸せなの
薄ら陽の光を見て目を開く
カーテンを開き窓をガラリと開ければ
寒く凍てつくような風が頬を掠める
寒いなぁと呟きながらもうすぐ日の出の時間だなと悟れば
私は日の出の方向を向き寒くないように防寒しつつ少しの間待っていた
数分すればは今年初めての日の出、いわゆる初日の出を見ることが出来た
去年は見れなかったから今年は見れて嬉しかった
パシャリとスマホのカメラで初日の出を撮影し大切な人たちに送る
「あけましておめでとう。今年もよろしくね」
というメッセージと一緒に
1年、短く長かったようなきがする
出会いと別れをが多かったが
その分大切さを知った。
こたつで丸くなる猫たちを撫でながら
私は今年も紅白を見つつ
どうか来年も大切な人たちと話したりできますように、
そう願い乍年越しそばを食べる
一つ一つちぎって食べていく
こたつの中で君と食べるみかんは
とても美味しいと最近よく気づいた
この幸せを手放さないように
私は今日もあなたと一緒に過ごすの
このみかんを食べながらそう決めた冬の日
ぼっち
それは相変わらずの事のはずだった
大切な人達ができた今年だけはぼっちとは思わなかった
声を聞き、みんなでSwitchで遊ぶ。
またあした。来年は何しようかなんてまだ先の未来を考えたりもした。
みんなが寝静まった午後23時を時計の長い針が差す頃
私は目を覚まし窓を開ける
外の景色は銀色の世界に染まっていて私はいてもたっても居られず窓の外に手を伸ばした
そっと餠雪が私の手の上にふわりとおちそれを私はただ、ただ見つめていた。
雪を見たのは何年ぶりだろうか、そう思いながら降り続ける雪を見ていた。少し経ったので私は静かに窓を閉める。
クリスマスの夜にピッタリの景色をスマホのカメラに撮し
明日みんなに見せよう
「今年のクリスマスは綺麗で楽しいことばかりだね」と