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ぼっち
それは相変わらずの事のはずだった

大切な人達ができた今年だけはぼっちとは思わなかった
声を聞き、みんなでSwitchで遊ぶ。
またあした。来年は何しようかなんてまだ先の未来を考えたりもした。

みんなが寝静まった午後23時を時計の長い針が差す頃
私は目を覚まし窓を開ける
外の景色は銀色の世界に染まっていて私はいてもたっても居られず窓の外に手を伸ばした

そっと餠雪が私の手の上にふわりとおちそれを私はただ、ただ見つめていた。
雪を見たのは何年ぶりだろうか、そう思いながら降り続ける雪を見ていた。少し経ったので私は静かに窓を閉める。

クリスマスの夜にピッタリの景色をスマホのカメラに撮し
明日みんなに見せよう
「今年のクリスマスは綺麗で楽しいことばかりだね」と

12/25/2022, 10:06:22 AM