『Love you』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
おぎゃあ……おぎゃあ。
その日、一つの生命が生まれ。
一つの生命が尽きてしまった。
ぼくの最愛だった彼女は生まれつき身体が弱かった。なのに、身篭った際は絶対に産むと頑なになった。
医者共々最善の準備を尽くしたが、彼女は出産と同時、力果てるように安らかに、生命を引き取ったのだ。
産声を上げて、元気よく泣く赤ちゃん。
この子はぼくと彼女の愛の結晶なのだ。
ようやく落ち着いた頃、改めてその子とぼくは対面した。あまりにも小さなその手を優しく握った。
彼女と……いや、母さんと交わした約束なのだ。ぼくは立派な父さんとなって、この子を必ず幸せにすると。
「I love you」
文字通り命懸けで託したこの子に、
誰よりも深い愛を込めて。
極めて優しく、その言葉を囁いた。
どうしてあんなにおいしいのかな。
細かくいうとわたしはちょっと苦めの61%が好きだ。
ビスケットと合わせても最高。
コーヒーとの相性なんてもう歓喜。
お菓子を選べば全部チョコレート菓子になる。
まいにち食べたって飽きない、
飽きないどころか、ないと困る。
愛してやまないチョコレート。
ずっと愛し続けることでしょう。
love you.
私の家族の中には絆や団結力など、血が繋がっている家族が持っているはずのものはなかった。幼い頃から、暴力で物事を解決する長男に殴られて育った。父親のいない家族の中では長子の姉がその役目を担うしかなく、姉は様々な重荷を背負っていた。次男の兄はマイペースだが感情的で、いつも拗ねたり喚いたりやしていた。そんな兄弟を見ていた私は、活発で人になつきやすく好奇心旺盛だがそれでいて至極冷静だった。末子の妹は、幼い頃は甘えん坊だったが男勝りで我の強い内弁慶娘になった。母はというと、若い頃にレディースでやんちゃをしていたりしていたこともあって何かあると怒鳴りあげるような性格だった。叱ることの出来ない親で、感情むき出しで怒鳴り散らしていた。もちろん、普段は優しい。父がいないのは、私が3歳の頃に亡くなったからだ。地元の極道の組員だった父は、カタギに戻ったあとも家族を大事にはしなかった。酒ばかり飲んで、金が尽きれば家のものを質に入れてはまた酒を買った。姉が大切にしていた陶器の貯金箱を壊して、その金でパチンコや競馬にも使った。到底、父とは呼べないような人間だった。それどころか人間としての品格を疑うような、自分勝手でだらしない人間だった。
そんな父は、長男だけはとても可愛がった。だから私たち兄弟には、父との親子らしい思い出などひとつもない。私には1度だけ肩車をしてもらった記憶があるが、あれはきっと気まぐれだったのだろう。家族は誰も父のことを良くは思わない。そして、一人だけ父に大切にされていた長男を家族皆が嫌った。私は人懐こい性格だったため、幼い頃から兄や兄の友達と毎日のように遊んでいた。その中には実の姉のように慕っていた、また実の弟のように可愛がってくれていた人もいた。その人が引っ越して行くことを知った時はとてもショックを受けたが、そんな私を長男は様々な遊びで慰めてくれた。もちろん、兄弟いつも仲良いわけが無く兄と喧嘩した時は殴られたひもした。私も包丁を持ち出して殺してやると暴れたりもした。とはいえ、やはり基本的には長男とは仲良くしていた。
私以外の家族から冷たくあしらわれていた長男は、いつしか非行に走るようになった。否、自分の存在を暴力や危険行為や迷惑行為という形で示したかっただけなのだろう。そうする他、自分自身を見てくれることがないと考えたのだろう。長男は小学生四年生の頃には、授業中に抜け出して学校内で遊び回っていた。学校中で長男のことが噂になり、危険だから関わらないようにしようといった雰囲気が流れていた。ただ、私には心強かった。悪口を言われたり、叩かれたりした時は兄に相談すればすぐに解決した。兄が相手を半殺しにするからだ。もちろん、私はそれが嬉しかったし間違っているとは思わなかった。兄は腫れ物扱いをされるが、私にはヒーローだった。私自身はクラスの中では弟のような立場だったので、普段はみんなから可愛がって貰っていた。
兄成長するにつれて、その行動が派手になっていった。しかし、成長するにつれて兄弟に手を挙げることはなくなった。しかし、小遣いを強請っては煩いと一蹴されては暴れていた。私の家族には、お小遣いなんて贅沢なものはなかった。友達はみんないつも財布をもっていたが、私たちにはそれがなかった。だから、長男の気持ちはよく分かっていた。中学に上がった長男は、女子に暴力を振るったり暴れ回っていたりして生徒指導の先生にボコボコにされることがよくあった。こう書くと、生活指導の先生が暴力野郎のように思うかもしれないが私たちには父のような存在だった。よく家に来ては、お菓子やケーキをくれたり相談に乗ってくれていたからだ。まだ小学生の私にも、中学に来たらよろしく頼むと笑顔を見せてくれていた。
中学を卒業した兄は、高校に通っていたが中退。バイトをしていたがこれも直ぐに辞めてしまった。どこでどのように知り合ったのか、暴走族のメンバーや暴力団に関係のある人間と遊ぶようになっていた。私もよく学校をサボって一緒にカラオケに行ったり、家で遊んだりしていた。皆優しくあたたかかった。きっと長男にとって家族から貰えない温もりや一体感を、彼らといることで得ていたのだろう。母や兄弟は長男のこの行動をよく思わなかった。不良とつるむな! と怒鳴っては長男の話など聞かず、気持ちも考えないで突き放していた。私はこの時には長男の孤独が痛いほどよくわかっていた。長男の抱える寂しさや、心の苦しみ。どれだけ叫んでも誰も耳を傾けてはくれないことへの絶望や苛立ちは、行動や言動を目にすれば明らかだった。不良グループとか変わっていれば、トラブルは付き物だ。リーダーの女に手を出しただのと因縁をつけられて、夜の海浜公園でリンチにされて肋骨を骨折した兄がボロボロで帰ってきた。翌日に病院へ連れていったのだが、その日のうちにいつも遊んでいる不良メンバーが家に来て土下座をして謝罪をしてきた。勘違いだったこと、リンチをして申し訳なく思っていること。今後も遊ばせて欲しいということを謝罪とともに懇願していた。母はこれを拒絶。長男のためではなく、純粋に不良が嫌いだからだ。顔を見せるな!二度と近づくな! と追い出したが、それ以降も長男は彼らと遊んでいたし私も仲良くしていた。
隣町の警察署から家に電話が入ったのは、しばらくしての事だった。物を盗んで通報するで駆けつけた警察から逃げるために、たまたま鍵が着いたままの原付を盗んだのだという。原付は使われていない田んぼに捨てられていたそうだ。家庭裁判所は鑑別所での指導が妥当と判断し、兄は家を去った。家族は皆、兄がいなくなって清々したと口々に胸をなでおろしていた。私にはそれが悲しかった。だから、面会には行かないが手紙は書いたし出所が決まればパーティの用意もした。家に帰ってきた長男は涙を流してありがとうと抱きしめてくれた。保護観察処分もついたので、長男と共に保護士の住職の元へ通った。坐禅をして読経を聞いて、お茶菓子を頂きながら説法を聞いた。こうして兄も穏やかになって行ったが、家族が何も変わらなければ問題は解決しない。結局、家族の態度が長男を硬化させた。
1年後の冬だった。日の出を見てくると言って家を出た長男は、帰ってこなかった。二ヶ月後に朝刊を手にした祖母が家を訪ねてきて、記事の内容を指さした。名前こそ書いては無いものの、長男ではないかと言う。まさかと思っていると、後日警察署から長男を逮捕したと連絡を受けた。拉致誘拐、監禁、暴行、恐喝や強盗で逮捕されたのだという。そして、兄と共に逮捕されたのは私もよく遊んでいたメンバーだった。少年院に送られた兄へ、欠かさず手紙を書いてその日あったことを話し合った。面会には行かなかった。私とは温度差のある家族と面会に行くのが嫌だった。外面のいい家族が嫌いだった。所内でてんかんを発症した長男は医療少年院へ移され、その半年後に家に帰ってきた。帰ってきた兄はグループホームにお世話になるようになって、そこでできた友達のことを楽しく話すようになった。それが嬉しくてたまらなかった。
その後に私は仙台に渡ったので、長男の状況が分からなかった。しかし、3年後に兄から連絡が来た。母から連絡先を教えてもらったと喜んでいた。帰ってきたら遊ぼうと、一緒に酒を飲もうと話した。そして、私は確認をしてみたこれまでの行動やその真意について。やはり、孤独から逃れるためだと言っていた。私がいつも変わらず接していたから、それがいつもいつも嬉しかった。救いだったと言ってくれた。
宮城から帰ってきて何度か顔を合わせたが長男が来る時はいつも出勤前で時間が無く二言三言しか話せなかった。グループホームで知り合った奥さんと、その連れ子を連れてきていた長男は幸せそうだった。だが、母は一方的に縁を切った。疎遠になってしまった長男が、どこでどう暮らしているのか分からない。分からないが、私が彼を想う気持ちはずっと変わらない。
きっと、また私だけでも縁を取り戻して一緒に酒を呑んだり釣りに出かけたりするんだ。
姉さん、白飯にメロンシュガーを掛けるの、
やめて下さい。それは食パンをメロンパン風に
するものです。
姉と兄(弟)とオレ(末っ子)の、どこにでもある
夕御飯風景(姉の偏食を除く)だけど、ここには
テイちゃん(兄)のLOVEがある。
オレ達姉弟は何も食べなくても生きられる。
それでもテイちゃんは御飯を用意してくれる。
オレの苦手な人参は細かくしてハンバーグに
混ぜて。例え残しても決して怒らない、次は更に
細かくして味付けに工夫までして出すだろう…。
学校に通うオレが、他の子と感覚がズレない
よう、考えてくれているんだよね。
テイちゃんは声を発することが出来ない、
でも、言葉以上のLOVEを、それ以外の方法で、
表してくれる。あまりにも自然過ぎて、
見逃しちゃいそうな程、たくさん…。
姉さん、〆は御茶漬けのノリで、残った御飯に
いちごミルクをぶっかけるのやめて下さい。
花粉症辛いね。薬飲まないとくしゃみ連発で体力消耗する。鼻をすすったり鼻をかむのも体力削られるのよね。
薬飲むと結構効果あるけどやっぱり頭がぼーっとしたり全身に甘いしびれのような脱力感はどうしようもないな。
使っているのが通販で買った安い薬だから耳鼻科で見てもらって薬出してもらったらやっぱ違うのかな。耳鼻科のは効果がすごいって見たことあるし。
でも耳鼻科行くのめんどくさいんだよな。そこまで症状がひどいわけでもないし行く気がしない。
花粉の季節になると目も痒くなるけどこれは安物の目薬でなんとかなるからままええわ。
目薬ってあれ使用期限あるんだよな。別に目薬に限った話じゃないけど。花粉の季節以外に使わないから使いきれないんだよな目薬って。
しかし目薬に薬と大した金額じゃないけど金がかかるのつれぇわ。貧乏人にゃ小銭だって大金よ。
昨日に続きお題と関係のない日記だ。まぁ書きづらいお題とか普通に書くことがある日はお題は無視してもいいだろ。
ちなみに今日のお題で最初に浮かんだのは尾崎豊。あいらぶゆー。
私を睨みつけたまま、
素早く私を指さして、君は言った。
「love you」と。
ゆっくり顔が熱くなるのを感じた。
今日のお題は…Love you
Loveという単語だけで身構えて
しまうのは、日本人だから?
それとも個人的な問題か、性格か。
愛してるよ。大切だよ。宝物だよ。
日本語ではあるけれど
実は、毎日使っている。子どもたちに。
そして、子どもたちも
毎晩おやすみ、愛してるよと言って
眠りにつく。
人間はエスパーじゃないからね。
その習慣を携えて是非大人になって
欲しいものだ。
そうして、いつか出来るであろう
大切な友人や恋人にも
伝えられる人になって欲しいな。
Love you
ちょっと使わない言葉。
ご縁のない言葉。
しかし日本以外ではよく使われる言葉。
自分のLOVEを考えてみた。
最初に浮かんだのは君の顔。
なんだ、結局諭吉だけか。
忘れないために
明日、後悔しないために
今日が今日の終わりを告げる前に
永遠に眠る前に最期の言葉を
Love you
love you
こんな言葉、いつこら声にしてないだろうか
声に出さなくなったのは、純粋な気持ちを忘れたから?
それとも、気持ちはあるけど、恥じらいの気持ちが増したから?
気持ちは声に出さないと伝わらない
気持ちがあるなら勇気を出して声にしよう
気持ちよく人生を送ることにつながる
Love you
ありったけの情熱を君に
I love you
愛してる、などというのは、等しくみなが持ってる感情ではなくて
君は運良くその感情を持ち合わせていて、それをわたしに分け与えようとする
わたしは手のひらで心を隠していても、その指のあいだをくすぐるようなあたたかさを
ちゃんと、こそばゆく思っているのです、
Love you
あなたが好きです。あなたを愛してます
翻訳するとこういう言葉になるけどさ。
昔はロマンチックに言われたけど、今は言い訳にも使われる。
皮肉だよね。
〜好きの定義、0.1グラム〜
Loveyou
貴方に何度っだった言おう
愛してる。と
''あいしてる''なんてなかなか言えないよね
大好きな人の前でも
言おうとすると恥ずかしくなっちゃう
それでも言いたい時
言わなければならない時ってのがある
難しいものだ
でも言わなければ伝わらない
自分の想いは
「ねぇねぇ」
鈴の音みたいな声が響く。
『なに?』
っていつも通りに返せば、
「らぶゆー!」
ああ、文字に起こせって言われたら間違いなくひらがなで書くだろうな…
なんて、直接言ったらとても怒られそうだから黙っておこう。
そんな可愛い君に、僕の精一杯で、こう返してやるんだ。
『Love you』
そしたら君は、少しの間ぽかんとして
「なにそれずるい!発音良すぎでしょ意味わかんない!なんなの!?なんか負けた気分!腹立つー!!!」
って僕に飛びついてくる。
そして軽く言い合いをして、笑い合う。
こんないつもの時間を、愛している。
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「Love you」2023. 2. 23
白い便箋に愛を綴った
青のインクがすこし滲んだ
便箋を半分に折り
またひとつ対角線に折り
かどを合わせてまた折った
窓を開けてそれをほうった
風に乗って高く飛んだ
遠く遠く飛んでいった
#Love you
こんな、昨今の時代に、紛争地域では、今も、Love You、この言葉が、大切な人や愛する人に、対して使われて、人が愛情表現しています。平和な元の世界に戻る事を願っております。
ふと真夜中に考える
きらきら光る川辺に緑の草原と青空
満開の桜が咲いていても良い
そんな心地よい道をだいすきな人と並んで歩いてる
あなたが今そういう夢の中であったら良いなと
あなたとだいすきな人が今日もよく眠れますように
Love you
「あなたなんて嫌いよ」
そう言われる事をしたのか自分には分からなかった。
でもこれだけは覚えてる。
この言葉,自分の彼女に言われたのは確かだった。
「なぜ?」
そう問いかける前に彼女は俺の前から姿を消した。
そうあれは恋人に向ける視線ではなかった。
少なくとも告白した時は
もっと優しい目をしていたはずなのに...。
ある日見たんだ。
あの子が腕を組んで男の人と歩いているところ。
あの子は幸せそうに笑ってた。
いつか俺にも見せてくれた笑顔だった。
そんな彼女は他の男が居るんだ。
俺はもう必要ないってこと?
だから,嫌いって言われたの?
でもごめん。
俺は諦めきれないや。
幸せになって
Don't care if you don't love me, I love you.
愛されてなくても俺は愛してる。
─────『Love you』