「あなたなんて嫌いよ」
そう言われる事をしたのか自分には分からなかった。
でもこれだけは覚えてる。
この言葉,自分の彼女に言われたのは確かだった。
「なぜ?」
そう問いかける前に彼女は俺の前から姿を消した。
そうあれは恋人に向ける視線ではなかった。
少なくとも告白した時は
もっと優しい目をしていたはずなのに...。
ある日見たんだ。
あの子が腕を組んで男の人と歩いているところ。
あの子は幸せそうに笑ってた。
いつか俺にも見せてくれた笑顔だった。
そんな彼女は他の男が居るんだ。
俺はもう必要ないってこと?
だから,嫌いって言われたの?
でもごめん。
俺は諦めきれないや。
幸せになって
Don't care if you don't love me, I love you.
愛されてなくても俺は愛してる。
─────『Love you』
2/23/2023, 8:26:34 PM