『Kiss』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
キスに表情をつけるのが巧い人がいる。
情熱的だったり、親愛の証だったり、挨拶代わりだったり、時にはお別れの挨拶だったり。
その唇に私の唇が重なる、ほんの一瞬。
その人の美しい思い出や深い傷を見る。
唇が、語る。
キスとかしたことないが、今のままの美化されたイメージが崩れないような恋愛をしてみたい。
そんなことを考える午後10時。
君とのキス。
どこまでも、甘いキス。
ねっとりした、甘いキス。
声が漏れる、上擦った、高い声。
「んッ、はぁッ」
私の声じゃ、ないみたい。こんな声、なんで出るの?
頭がぼんやり。気持ちが昂る。
いつも、あなたの思うまま。掌の上で、コロコロ転がされてる。
あぁ、ダメだとわかってるのに、君が、クズだとわかってるのに、
このKissで、どこまでも堕ちていく。
Kiss
キスと聞くと、恋愛映画や友達との恋バナで必ずと言っていいほど出てくるワードだと思った。
「昨日ね、ついにキスしたんだ〜」
「きゃーーーー」
私はいつでもきゃーーと言う方だ。彼氏もいなければ好きな人もいない。私の王子様はいつ現れるの!笑
恋、したいな〜。
ドキドキしたいな〜。手繋ぎたいな〜。キスしたいな〜。
私の初めてのキスは誰とかな。
20年間生きてきたけど、恋愛映画じゃもう満たされないよ?😊
お題:Kiss
キス…これが今日のお題なんて、、なんて日だ!笑笑
私には経験ないからわかんないよ〜 どんな雰囲気の時にどう顔が近づいていってするのかなんて(汗)笑(と言いつつ今の私の言葉を残しておきたくて書いてしまう(笑))
初めは、あなたの声を聴くだけで、顔を見れるだけでよかった。
でも次第に、あなたと沢山話せるようになりたくて。
あなたが誰かと話しているところを見ると、ちょっと嫉妬して。
あなたが私を見つけて遠くからでもやって来てくれると凄く嬉しくて。
パーソナルスペースの広いあなたが私の頭のマッサージをしてくれた日は幸せすぎて、どうにかなりそうだった。
そんな私がファーストキスをするのはいつだろう。
近くにいるだけでドキドキして胸が破裂しそうなのに、キスできるのかなぁ。
そう思いながらも、いつか来るであろうその日を楽しみにしている。
深く永く愛してもらえるように、素敵な人になるために、今日も自分磨きを怠らない。(笑)
2024/02/04/(日)
私の初めてのキスは貴方なんだ。
知らないと思うけど、まぁ、教えないけど。
それでね、考えるんだ。
貴方のファーストキスは誰かなって、
重い女だよね、引くよね、ごめん。
でも、そのくらい貴方が大好きってことだけは
知っといて欲しい。
深い愛を確かめるものであるけれど。
やればやるほど、愛がすり減るもの。
それがキス。
だからさ、僕は人生の最期に貴方とキスしたいな。
「我儘」?
しょうがないなぁ。
さぁ、こっちにおいで、
「今」してあげるからさ。
君といるなら、僕はどこでも構わないからね。
…なんて、冗談。
始まりのKissがあれば
終わりのKissもある
「それじゃ、またね」
「うん…。今までありがとう」
そのどちらのKissも
雨の冷たさと唇の優しさに
触れていた
Kissは
素敵な恋と愛を重ねた"感触"
#Kiss
【191,お題:Kiss】
ずっと憧れてた先輩がいた
認めてほしくて、先輩の隣に居たくて
たくさん話しかけたり、いろんなことに挑戦したけれど
あなたの隣は私じゃない
でも私のファーストキスはその先輩からだった
唇じゃなくおでこに優しく落とされたキス
初めて思いを伝えた時に、困った顔をした先輩は
「ごめんね」といって優しくキスをした
ああこの人は私に気を遣っているな、と
そう理解すると同時にそれ以上になれない自分が悔しくて
初めて声をあげて泣いた
あれから何年経っても消えない思い出
私の一番はいつまで経ってもあなただけです。
24日目【Kiss】
「キッスしぃましょっ♪キッスしぃましょっ♪キッスキッスキッスキッスキッスしぃましょ♪」
おねいちゃんは、いつも変な歌を歌いながら、あたしにKissしてくる。
あたしもお返しに、おねいちゃんのお口をペロリンするの。
おねいちゃんがあたしを大好きなように、あたしもおねいちゃんが大好きなの。
おねいちゃんにお利口さんって言われたくて、あたし、頑張っているの。でも時々、いたずらして、いろんなもの壊しちゃうの。
怒られるのはわかっているけど、その時は楽しくて忘れちゃうの。
怒られたら、お手手を振って、「怒らないで」って言うの。そしたら怒ってたおねいちゃんが笑いだすの。
「ほんとにあなたはお利口さんね」って。
あたしね、いつの間にかおねいちゃんよりも先に、おばあちゃんになっちゃった。
お利口さんにしていたら、ずっと一緒に居られると思ってたけど、無理みたい。
おねいちゃん、泣かないで。いつもの変な歌歌って、あたしにKissして。
しばらく会えないけど、また遊ぼうね、あたし、できるだけいたずらしないで、お利口さんにしてるからね。
おねいちゃん、大好き(ペロリン)
付き合い始めの頃、キスは嫌いだと言った。
出来れば手を繋ぐのも好きじゃないし、そういう事をしたいと思わない。そう言うと、彼は数度瞬きをして「そっか」と答えた。
数日後、「でも俺達、恋人でいいんだよね?」と聞いてきたので逆に聞いてみた。「おかしいと思う?」
彼は少し考えるように天井を見上げて、それからこちらを向くと二カリと白い歯を見せて「ううん」と答えた。
彼との時間は心地いい。
付かず離れずの微妙な距離感で、私の歩調に合わせてくれる。手も繋がないしキスもしないけど、私達は確かに恋人同士だ。
あの時の「ううん」という彼の答えが本心なのか、それとも私を気遣っての事なのか、それは分からない。
キスもしないし手も繋がない私達は、それでも確かに恋人で、世間の恋人達がしていることをやらない以外は特に大差が無い。
彼はキスをしたいのだろうか?
もし彼がキスがしたいと言ったなら、私は応えてあげられるだろうか?
想像して、吐き気がして、彼がそう言わないでいてくれる事を祈った。
たった一つ、キスという行為で私達の関係が破綻してしまうことを、私は今も恐れている。
END
「Kiss」
「才能」
才能じゃない
努力の違いだって
気づいたら、もう夢は見れない
才能だからっていう言い訳が無くなったから
11.Kiss
恥ずかしいものだと思っていた
だから、驚いた
わたしが幼いころ
王様が、あの日、即位した王様が、
民衆の前で恥ずかしげもなく
皇后さまと
キスしているのを見たとき―――。
幸せそうだった
そうか
恥ずかしいことじゃないんだ
いいな
わたしもいつか
あんなふうに幸せな瞬間を味わいたい
でも、そのときは、大切なひとと
ふたりきりがいいな
kiss
メイク中にふと中学生の頃に見た物語を思い出した。
――醜い野獣の姿にされた王子の呪いは、魔法のバラが枯れるまでに誰かを愛し愛されなければ解くことができない。
そんなの無理だと思いながら見ていたが、物語はハッピーエンドを迎えた。
幸せそうに唇を重ねる二人にその年頃が抱くであろう恥ずかしさより、見た目じゃなく心を好きになって触れ合える様を羨ましく感じたのを鮮明に覚えている。
私はメイクが好きだ。私に自信を持たせてくれるから。泣いていた私に背筋を伸ばす力を与えてくれたから。
「……もしも魔法で綺麗になってた場合、どうなるのかな」
馬鹿らしい。とすぐにその思考を止めてお気に入りのティントを手に取り、唇を彩る。
私は今日も私に魔法をかけて生きていく。
▼
加筆修正したものを再度上げさせていただきました。
▼
作中に例えに出させて頂いた物語の内容に間違いがあったため下げます。申し訳ございません。
ですが、書いたものに反応くださりありがとうございました。今後は気をつけます。
日々家
kissの思い出。あれは高2の夏・・なんて言いたいところですが、ずっとモテなかった私にはそんなカッコいい思い出なんてありません。
それでも、「その言葉」を聞くと、学生時代に好きだった女の子が、一生懸命授業を聞いている後ろ姿が浮かんできます。kissどころかロクに話したこともないのに。
そして、セピア色の写真のように、無機質に写っている彼女の後ろ姿が「その言葉」を聞くと、一瞬にして何百色にも彩られて、まるで昨日のことのように動き出す。
kissって言う言葉には、人を幸せな気持ちにさせるマジックがある。
そんな気がします。
Kiss。
いつからキスというようになっただろう。
昔は確か、チューだった。
親はよく、大きくなった。成長した。そう言うけれど、歳を重ねるごとに、身長も、精神も大きくなっていく。
当たり前なのに、どうしてそんなことで、しみじみと喜ぶのだろう。
よく分からなかった。
でも、幼い従兄弟が、駆け寄ってきて
「あのね、あのね!今日ね!好きな子とちゅーしたの!」
無邪気な笑顔で、囁いた従兄弟。
"ちゅー"という言葉を聞いてふと思った。
いつからキスと言うようになっただろうか。
昔は確か、チューだった。
感謝、
愛情、
激励、
誓い、
挨拶、
願い、
・・・
『kiss』で伝える
それぞれの思い
まー
お題:kiss「First kiss」
意味の無いところにキスは存在しない。
彼は賢しらにそう言った。
意味深な発言に私は詰める。
「で、どうなの?」
「なにが?」
いやつまり、誰かとキスしたのか、違うのか。
なんて、野暮なこと勿論聞かないのだけれど。
「もういい」
と、一旦会話を打ち切る。
私たちは時々、こうしてズル休みをし保健室で落ち合う。
意味の無い不毛な会話を繰り広げる。
他者の入る余地がないこの時間に、私は心地よさを感じる。
憂鬱な受験勉強も、束の間忘れられる私たちの箱庭だ。
彼は冒頭の議論について話し足りないらしく、話を戻した。
「たとえば、出会い頭に男女がぶつかって唇が重なってしまったとして。それがキスだって言える?」
答えはノー。と言いかけて、ちょっと思いとどまる。
分かって言ってるのかこいつ、と舌打ち。
漫画みたいだけれど、私は彼と同じシチュエーションになったことがあるのだ。
もう3年も前の話。私たちはまだ中学生だった。
私たちは偶然にも同じ高校に進学した。
正直、彼との衝突について、ついこの間まで忘れていたくらい。
「キスとは言えないかもしれない。けれど、その行為が後付けでキスだったと言えることもあるんじゃないかな、なんて」
私は、自分でもよく分からない感情のままそう答える。
「つまり?」
「後々彼らが恋人になったとして、お互いにその事実を覚えていたらキスだったと言えるかもしれない」
言い過ぎたか。あざとかったか。何を言っているんだ私は。
顔が熱くなる私をよそに、彼は研究者のように手を口元にあて何か思案している。
なるほど、いやしかし、その可能性には思い当たらなかった、とかなんとか。
彼は唐突に、ポンと手を打ち立ち上がった。
「桜を見に行こう」
「いや、まだ咲いてないけど」
「知ってる。咲いた時にってこと」
窓を開けると、肌寒い風が保健室を舞った。
春はまだ、少しだけ遠い。
Kissとはなんぞや。。。まだドラマのKissシーンが始まると目を背けてしまうようなお子様だけど、どこか少し憧れたり?でもなんか、キモーなんて幼稚な考えしたりというそういうお年頃のようです。
でも、平均で17歳くらいで初Kissをするらしい(?)あと2年で17歳だと?!とりあえず、高校入って彼ピ(?)を作れるように自分磨きを頑張りたいと最近気合が入ってる友だちを見かけるから、私も痩せようと思ったり、でも爆食したり、、私の気合いが足りないのか、、?!
ーKissー
キスってどんな味がするのかなぁ
そう聞いてくる君
なんで僕の前で言うんだろう
なにか意図があるのではないかと考えてしまう
大人になったらわかるのかもね
と無難な返事しか言えない僕
なんて情けないんだ
今は勇気がないけれど
君にキスの味を教えるのは僕がいい