『20歳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
20歳の頃の自分に手紙を送るなら
いつか自分を理解してくれる人と
幸せになれるよ
どんだけ大人なんだろう
そんなに自分は大きくなるのか
憧れ不安を覚えた幼少期を過ぎて
ついになってみた時の呆れた感
思っているほど20歳は大人じゃない
まだまだ子供で思考の幼い大人だ。
これから世界についてやっと知る
そんな年頃なのに
まるでなんでもしったかのように
恥ずかしげもなく、されど恥ずかしく
–20歳–
人見知りでそのくせ頑固。
きっと扱いにくい時の方が多かったでしょう。
これまでごめんね。
そしてありがとう。
こんな僕も、20歳になりました。
少しはあなたたちに近づけたかな?
…いや、全然だな。
独り立ちしたつもりになっているけど、
まだまだお世話になりっぱなし。
これからも迷惑かけるかもしれない。
だからあなたたちへのありがとうを、
これからたくさん返させて?
だから長生きするんだよ?
…絶対だよ?
これまで育ててくれてありがとう。
あなたたちの子どもに生まれてよかった。
240110 20歳
【20歳】
僕が二十歳になった時、僕を祝ってくれる人はもう居なかった。
父方のじいちゃんとばあちゃんは僕が中学生の時に亡くなった。母方のじいちゃんは僕が産まれるよりずっと前に亡くなっていて、ばあちゃんは僕が高校生の時に亡くなった。
父さんと母さんは、僕が十九歳の時に二人で旅行に行き、交通事故でこの世を去った。
僕は一人で狭いアパート暮らし。六月十五日に二十回目の誕生日を迎えて、とうとう大人になったけれど、それを祝ってくれる人は居ない。
成人の日でさえ、僕は成人式に行くこともなく仕事をしていた。
もし、みんなが生きていたら。立派になったねと言ってくれたかな。
おめでとうって言ってくれたかな。
お前が成人したら、一緒に酒を飲みたいと言っていた父さん。あんたが結婚してお嫁さんや子供ができるのが楽しみと言っていた母さん。大きくなったね、と会うたびに言って、これからが楽しみだと笑っていた、じいちゃんやばあちゃん。
みんなに、今の僕を見せたかったな。
・・・
あれから五年。僕は二十五歳になった。
結婚して、息子が産まれて。家族ができた。
今日は六月十五日。僕の二十五歳の誕生日だ。
「パパ、おめでとう!」
三歳の息子は満面の笑みで言って、自分が描いた絵をくれた。
「あなた、おめでとう」
妻もそう言うと、綺麗な箱に入った時計をくれた。
「ありがとう」
僕は泣きながら答えて、二人を力いっぱい抱きしめた。
二十歳になった僕を祝ってくれる人は居なかったけれど。
二十五歳の僕は幸せに暮らしていると、今は会えない大事な人たちに伝えたい。
じいちゃんやばあちゃん、父さんや母さん、みんなが居たお陰で僕が産まれて、大事な人に出会えて。今、僕はたしかに幸せなのだから。
あいつ元気にしてるかな。
あの子はまだ可愛いままなのかな。
昔の恋人どのぐらい変わったのかな。
あの頃のみんなはまだいるのかな。
みんな大人になったんだろうな。
私はあの頃から変わったのかな。
みんなは私の事覚えてるかな。
想ってくれてるのかな。
嬉しくて楽しみで、
でも少しだけ寂しくて不安。
大人になるってこういうことの繰り返しかな。
さよなら10代。
【20歳】
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︎♡333でゾロ目。
好きな数字のゾロ目ありがとうございます。
遅ればせながら、
本年も幸多き年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
20歳という節目にできる事が増える。
お酒が呑める!
煙草が吸える!etc…
そー思うとやっと大人の仲間入りしたって思う!
いやー、嬉しいね😊
20歳
年の節目。
年だけは、気付くと大人になっている。
若さと老いを区切る一つの線。
緩やかに始まり、静かに衰えてゆくもの。
一つの生として死に辿り着くまでの長旅。
我々は摂理のなかにいる。
それは神意がそう定めたと、至極確かとはいえない。
確実なのは、誰しもが必ず節目を迎えることである。
どれだけ心が幼かろうが、躯は厭でも育っていく。
誰かが作った通行儀礼で、そういうものだと強調する齢を、多くの人間が経験するのだ。
【20歳】
砂時計のガラスが割れると、パキリと小さな音がして、それから甘いような苦いような不思議な香りが立ち上った。
「この香りは?」
「砂ですよ。熟成するんです」
マスターは砂をコーヒードリッパーにあけた。
砂は一見灰色だが、よく見ると色々な粒が混ざっている。金や銀、青やピンクまである。
「この粒ひとつひとつが、あなたの生きてきた時間ですよ」
「生きてきた、時間」
「そう、生まれてから今日までの20年間。長い時間をかけて混ざり合って、こうして独特な香りになる」
お湯が注がれると、砂が柔らかく膨らみ、温かな湯気が立ち上った。
20年か。思い起こせば、辛いことも悲しいことも、色々なことがあったけれど。
「本当に美味しいんですか?」
あまり自信がない。
「それは、飲んでからのお楽しみ」
砂を通過してドリッパーの下に落ちてきた液体は、夜の色をしていた。
骨のように白いコーヒーカップに、私の生きた20年の時間が注がれる。
「どうぞ」
恐る恐る、カップを手に取る。
「いただきます」
ごくっと飲んでみると、なんだ、そのままの味じゃないか。甘くて苦くて酸っぱくて、色々な時間がぎゅっと詰まっていて。
「どう?」
「美味しくない……でも」
すごく温かい。
そう伝えると、マスターは微笑んだ。
「20歳、おめでとう」
【不思議な喫茶店(お題:20歳)】
20歳
何もなく過ごした年
お酒の味は苦手すぎて、あれから口にもしていない
大人の階段を上がると言っても
面倒で何もしていない
お酒もタバコもギャンブルさえも
興味も関心もなくて
異性に関心も昔からなくて
だからなのか、それ以前とあまり変わりはなく
ただ、周りが変わっていくのを
俯瞰しているかのようだった。
嬉しそうに笑うその顔は純粋で
その顔を見ていると 救われた気がするんだ
5年経って、変わったことは沢山あるが
お前の変わらないその目を見上げて
おめでとうと言う。
俺はあと何度お前の成長を祝えるだろうか。
2024/01/10_20歳
『20歳』という年齢は人生の中でも特に特別視される年齢であろう。子供から大人に変わる年。
ついこの間まで子供だなんだと言われてきたのに、ある日を境に「もう大人なんだから」と言われる。なんて無責任なことだろうか。
大事なことは「子供だから」と教えてくれないくせに「もう大人でしょ」と突き放される。
お酒が飲める。煙草が吸える。『成人』の札が貼られる。自由が手に入る。
19歳と20歳では周りの大人達からの評価がガラリと変わってしまう。たった1年の差なのに、法律さえも掌を返したように全くの別物になる。
早く成人したい、そう思っている間が1番自由なのだろうな。
#20歳
20歳
はたち
あの頃に戻れたら何をやり直したいだろう?
恋愛?仕事?勉強?
どれかひとつというわけでなく
自分の可能性を広げられるような様々な事やモノに挑戦してみたい
興味を持っていたけれど、自分の気持に蓋をしたり、周りの反応を気にしたり、お金がないとか…自分で勝手に制限をかけて取り組まなかったこと
そんなことはぜーんぶ取っ払って、片っ端から経験してみたい
三日坊主上等!
これまでの経験を通して、いまここにある自分に反省はあるけど後悔はない
けれど想像もつかないような自分も見てみたいし
はたちならそれができるような気がする
いやちょっと待て?
もしかしたら今の私でも出来るかもしれない気がしてきた!
ワクワクする気持ちはいつまでも持っていたい
難しいけどね
わたし自身は何ひとつ変わらないまま許されることが増えた。見離されることが増えたのかもしれなかった。
#20歳
20歳。それは人生で最も大きな節目と言っても過言ではないだろう。私のこの20年間には、楽しかったことや嬉しかったこと、悔しかったこと、辛かったことなど、沢山の思い出が渦巻いている。友達とバカをやって先生や親にこっぴどく叱られたこともあった。身を焦がす様な熱い恋をしたこともあった。浮気をされたこともあった。推し活に全力を注ぎすぎて浪人しそうになったこともあった。車に轢かれそうになったこともあった。高級焼肉店に行ったこともあった。お金がなくて毎日ご飯1杯しか食べれない時もあった。
今の世の中、人生百年時代。私は、あと80年の間にどれだけの思い出を作ることができるだろうか。この先の人生、80年を待たずして、最後を終えることもあるのかもしれない。そうなったとしても寂しくない様、できるだけ鮮やかな人生を送りたいものだ。
お題:20
春先に 落ち着かぬスーツ 二十の君へ
これから20歳になる人。
今、20歳の人。
少し前に20歳を迎えた人。
遠い昔に20歳を迎えた人。…今ここ。
20歳の頃は、想像も出来なかった今の自分。
ちゃんと働いてるのか、結婚は出来るのか、子供はいるのか、家族は作れたか、健康に生きてるか。
その答えを知れたことは嬉しい。
すべてが望み通りではなくても、今ここに、20歳の頃を振り返れる自分がいることが。
途中で人生を投げ出さずに、のらりくらりと生きてきたこと。
死にたいくらいに辛くても、「なんとかなるさ」でなんとかしてきたこと。
好きだった人。嫌いだった人。
大切な人との別れや、大切な人との出会い。
そして、今ここ。
私は、幸せです。
たとえ未来が真っ暗に思えても、実際に訪れる未来がどうなのかは誰にも分からない。
そこまで生きていくしか、それを知る方法はないんだから、まだまだ生きてやろうじゃないの。
20歳の頃には想像出来なかった今の自分のように、人生のマスターと呼ばれるほどの年齢になった自分にいつかきっと会える。
…いや、マスターにはなれてなくとも、今の自分を懐かしく思い出せる自分に。
そんな人生も悪くないな。
年を取るのもイイもんだと思える。
映画の結末はちゃんと観たい派だし、いろいろあったならなおさらだ。
まさに、自分が監督の「素晴らしき哉、人生!ディレクターズカット版」ってところか。
オリジナル観てないけど…。
とりとめなんて無い、それもまた人生。
リバーサイド
そこは、まるで天界の楽園だった。
美しい庭園が無限に広がっており、春のような陽気さえ感じた。
空は神々しいまでに無数の星ぼしがきらめき、夜のように見えるのに、辺りは有り得ないほど明るい。
光のきざはしを昇ると、一本の川が流れていた。
川岸から向こうを見ると、さらに美しい世界が広がっており、何やら音楽のようなものまで聴こえてくる。
川の向こうには、たくさんの白い人が笑顔で並んで座って、楽しそうにおしゃべりしていた。
さて、どうやって向こう側へと川を渡ろうかと私は考えていると、視界はぐにゃぐにゃと歪んでいくではないか。
私は待ってくれと、手を伸ばしたが、間もなくそれらの楽園は忘却の彼方へと砂のように消えていき、目を覚ました私の目には涙が浮かんでいた。
夢なんかじゃない。なぜなら、そこら中に大量の薬の空き箱が散らばり、昨晩、私はあと一歩のところで失敗したのだから。
止めどなく涙は溢れ、私はよろめきながら、まだ記憶が鮮明なうちに、もう一度あの世界へと飛んでいくためにカミソリで何度も何度も手首を切ろうとしていた。
月は
色んな形がある
と思ってた。
でも、
実は
見え方が
違うだけで
月の形は
ずーっと一緒
と知った。
そっか。
他のことも
見方を変えたら
形が変わる
ことだってあるよね。
#三日月
――――――
成人式の時
振袖は
あまり
着たくなくて
なんだか
自分には
似合わない?
気がして
着なかった。
意外と
後悔は
無い。
しかも
当日
胃腸炎になって
結果
成人式に
行けなくて。
行かなくて
いい。
っていう
メッセージ?
#20歳
恋人、結婚、家族、子供、
年齢だけじゃ足りないらしい
大人の証明。
それがなければ未完成扱い。
20歳
世間のいう普通の人生との摩擦が
ここから生じ始める。
すり減っていく心を守れるだろうか
私は自信がない。
20歳
全く持ってめでたくないね
パートナーはいらない
誰かと一緒になるのは向かない
そんな人間もっといるはずなのに
特殊な訓練を受けてないと
周りは認めちゃくれない。