『20歳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
20歳
20歳だった私はまだ学生生活に憧れていた。
学校に行けてたら…
となんにもならないことを言いながらただただ引きこもりの生活。
今ではそれでよかったと思ってる。
黒歴史が早めに止まってよかった。
20歳
小学生の頃、いじめられた私を何度も助けてくれた
男の子がいる。
中学生の時に、疎遠になってしまった。
その子のことをずっと思い出してしまい、時々
泣いてしまう。
私は、その子に執着をして、目の前の幸せを
気づけなかった。
最後の願い、あの子に手紙を書いた……
住所は知らないけど、納得できるならそれでいい
''奇跡は起きるものだ''と思ってる。
二十歳
もっと大人だと思ってた
大人になるって、歳と関係ないんだなぁって最近思う
大人になりたいか だよね
20歳____
嘘を付く。
私は嘘をつくのは下手くそ。
でも、演技なら上手くできる。
5年後も、そうなのかな。
20歳
20歳か。
もう少し先のこと…。
20歳の自分は
志望大学に通っているかな。
少しはコミュ力が上がっているかな。
キレイになっているかな。
ねえ20歳のワタシさん、
期待してもいい?
私は着物を着た事がない。人生で着物を着たいと言える機会は2度あった。1度は20歳の成人式。智ちゃんはお姉さんの時に作った由緒正しそうな白地に赤い模様の美しい着物だった。私は母の紺色のワンピースを着て出席した。ワンピースの裾に少しほころびがあったが気にしないようにした。2度目に着物を着れる機会は大学の卒業式だった。私以外の女子は全員着物姿で文字通り華やかな式だった。京都という土地柄かどんな柄かどうかより、どの呉服屋さんの着物か、誰が織った着物、帯かを競っているようだったが、私は話しの輪に入らず、ひたすらタクシーを拾ったり動き回って、わざとワンピース姿を目立たないように過ごした。私も1度で良いから着物を着たかったが、でも言い出せなかった。自分のお金で借りる事は出来たが、何故か自分は着てはいけない、そんな晴れがましい物を望んではいけない、と思った。結局私は母に自分の気持ちを微塵も出す事はなかった。最初から最後までニコニコ笑って、むしろ私は着物なんて着たくなかった、という素振りをみせた。きっと母は今でも私が着物を着たいと思ってるなんて、想像だにしてないだろう。私は一生着物を着る機会はないだろう。今の私は着物を着たかった事より、着物を着たいと言えなかった自分が可哀想だと思う。
テーマ:20歳 #59
※この物語は#58の後編です。
こはくと名乗る女は、その場に正座すると言った。
「私、ずっと夢見てたんです。主人のように優しい人の飼い猫になりたい、と。そうしたら主人が拾ってくれたんです、私のことを。でも、こんなことになるなんて…。恩を仇で返したも同然です…」
しょぼんと下を向くこはく。
「こうなるとは知らなかったんだろ? じゃあ、しょうがないじゃないか。あんまり気を落とすな」
そう言うとこはくは目をキラキラさせた。
「しゅ、しゅじーん!!」
そう言って俺を軽々持ち上げ頬に寄せる。
「わ! 急に抱きつくな!!」
その頬をペシペシと叩く。
でもこんな体じゃ、外に出られないな…と思いながらこはくを見ると、眠そうにコクリコクリと船を漕いでいる。
「こはく、風邪引くぞ」
俺がそう言うと
「あ!」
そういったこはくがぱっと目を覚ます。
「な、なんだ?」
「主人。一個大切なことを忘れていました」
「なんだ…?」
「主人の誕生日です」
「俺の…誕生日…?」
こはくは嬉しそうに頷く。そういえばそうだった。今日は俺の20歳の誕生日だ。すっかり忘れていた。
「えっと…。確かに…」
「私、主人のことなら何でも覚えていますから!」
フフンと嬉しそうに胸を張るこはく。そしてまた、俺を持ち上げ、
「誕生日おめでとうございます。主人」
そう言って微笑んだ。その笑顔があまりにも可愛く
「ありがとう」
そう素直に口に出していた。
朝、目が覚めると俺はいつも通り人間に戻っていた。あれは夢だったのかもしれない。俺はそう思った。というか、夢であってほしかった。あんな美人が化け猫だなんて思えなかったからだ。
それに今、横でゴロゴロ喉を鳴らす黒猫が化け猫だなんて思いたくなかったからかもしれない。
※1日遅れてしまいましたが成人した皆さん。
成人おめでとうございます。
♡700ありがとうございますm(_ _)m
これからも狼星をよろしくお願いいたします!
ヨリと私は、明日で20歳になる。
ヨリは外生まれだから、もうは皮膚も弛んでいて、痛む左膝を庇うために左足を引きずるような歩き方をする。外から来た人間は、入村した時に一度赤ん坊に戻るのだ。外の汚れを落とし、一から人生を始めるために。だから、ヨリはおばあちゃんのような見た目をして居ても、私と同い年で、友達だ。
私は中で生まれたから、村の成人式で本当に20歳。ヨリと違って白くすべすべとした肌と、誰よりも早く走れる脚がある。村長様も、私の細く伸びた手足をいつも褒めてくださる。
「かみさまにぴったりだね」
私は、明日の成人式が楽しみで仕方ない。私たちの村で成人式は成神儀という。外では数え年で20歳になるお祝いのことを言うらしい。私たちの成神儀は、この村で祀る神様が亡くなったあと、村人の中で20歳になる女が出る年に行われる。この儀式に巫女として選ばれた20歳の女は、次の神様になる。
きっと、私は神様になる。ヨリはやさしくていつも笑顔で、私のことをいつも心配してくれる良い人だ。でも、神様は若い女の方が良い。シミの浮いた枯れ木のような手足より、竹のように伸びた白い手足の方が良い。皺皺の顔より、水を弾く肌を持った美し顔が良い。
私は、明日、神様になる。ヨリの代わりに、私が神様になる。神様になる。
『20歳』
はたち。成人を迎えるまでは、20歳になれば
大人で自立した人間になれると思っていた。
いざなってみると、確かに歩んできた道が
ちゃんと見えてきた。でもまだこれから。
後悔しても意味はないけど、20歳になるもっと
前からやっておけばよかったこともある。
昔の成人を迎えた方のほうが、自分よりも
本当に自立している気がして、それだけでも、何を
あんなに時間を無駄にしてしまったんだと後悔する。
大人になってからやるんじゃなくて、子供の
ときから、積み上げていくことが大事だったんだと
痛感させられた。
これまでの感謝の歳。学びの歳。
これからを見据える歳。成長の歳。
青空の下
僕らは成人を迎えた。
よっ!
おぉ久しぶり笑
みんな変わってしまっているようで変わっていなかった。
姿形は変わっていても中は昔と同じ皆だった。
久しぶり笑元気してた?
おう!
ぁ、先生来てるってよ
まじかぁー
前と同じ、どうってことない話をして盛り上がる。
成人をしたからと言ってその人自身が
まるまる変わるって訳では無いんだ。
また新たなstart地点にたどり着いただけなんだ。
【20歳】
20歳
20歳は自分の24年前だ。
かなり時間がたったものだ。
24年間でどれだけ成長したか。
成長したのは、お腹の脂肪くらいだ。
そんな自分が嫌になるが、
生きていくには前を向くしかない。
日々成長を目指して生きていく。
あと四年…
"二十歳"の肩書きを持てば
きっと貴方に近づける
#先生#20歳
20歳
昨日は、18歳の成人式や、20歳のお祝いのイベントがあったみたいですね。
成人が18歳になり、成人するのが早くなりました。
世界の傾向に合わせたのでしょうか。
でも、中身が逆のようで‥。18歳成人と言っても、わたしから見たら全くの子どものよう。昔の人の18歳の方が大人だったと感じます。
最近の人は30歳くらいになって、やっとわたしが思う大人の人間になってます。たくさんの人を見てそう感じた訳では無いから、強くは言えませんが。
おばさんのグチになってしまいました。
18歳成人式迎えた皆さん、19歳、20歳の皆さん、若さを楽しんでください!
子どもだった自分から、大人になって行く時間は、とても貴重な体験です。有意義に過ごしくださいね!
今は18歳から成人、選挙権ももてるようになった。自立した立派な大人だ。
……と、言いたいところだが、実際のところ、まだまだ解禁ができるのは、20歳になってから。
お酒とタバコは二十歳から。このキャッチコピーはそのままである。
140年間程、成人は20歳と定められていたのだから仕方がない。
でも、だからといって、20歳になれば立派な大人なのかと言えば、そうでもない。
大学ニートなる親のすねかじりをする人も少なくはないし、初めてのお酒やギャンブルで身を滅ぼす人も多い。
逆に、中学卒業して高校に行かなくとも、15歳で立派に仕事をしている人だっている。
区切りなんて、あるようでない。
二十歳すぎれば只の人、という言葉がある。
そうなのだ、とりあえず、子、という意味合いはなくなり、一般の、人、になったのだ。
20歳になろうとしているあなたは、もしくは、20歳になった時のあなたは、きちんと、只の人、として生きていますか?
【20歳】
「おめでとうございます」
たくさんの祝福を受けながら、あなたの産声を聞いたときの感動を私は今でも色褪せることなく覚えています。
小さな体で懸命に泣いていたあなた。力強いあなたの泣き声に私は涙が止まりませんでした。
はじめて腕に抱いたとき、私の腕の中で穏やかに眠るあなたの温かさに、私はずっしりと命の重みを感じました。
柔らかで愛しいあなたを大切に守っていこうと誓った日。
あの日からもう、20年が経つのですね。
すっかり大人になったあなただけれど、私は今でも時折あなたに幼い日の面影を見ることがあります。そしてその度に、私はあの日のあなたの姿を懐かしく愛しく思い出すのです。
あなたが産まれた日、たくさんの人があなたの誕生を祝福してくれました。そして、今日も。
「おめでとう」
これから先のあなたの人生に、たくさんの幸福が訪れることを、私は心から祈っています。
【20歳】これからの人生に幸多からんことを
20歳
成人が18歳になったせいで、
20歳の重みが無くなった気がした。
本当にそんな気がしただけだった。
世間から見たら18はまだまだ子供で。
なのに大人で。
だから逃げ出した。
辛かった。痛かった。怖かった。
自分を子供扱いする人達が。
走って走って誰もいなくなった。
前よりもずっと静かで
湿った地面と足が音を鳴らすだけ。
疲れて足が痛くなったから少し休んだ。
右には大きな水溜り。
少し覗いて見た。
そこに映っていたのは18の大人ではなく。
18のただの子供だった。
20歳
中学生の頃、高校生は凄く大人びていてかっこよかった。
高校生の頃、先輩や学校の教師は凄く大人で憧れていた。
高校を卒業し20歳の人を見ると、本当に大人で私は社会人にちゃんとなれるかと怖くなった…
はい心の中身はといいますと…
中学を卒業して高校生になった時、あれ?こんな感じ?え?制服着られてない?いやいや高校生になったらしっかりするでしょ。
高校生になり卒業が近くなると、あれ?もっとしっかりしてる予定だったのに。あれ?
いやいや20歳になったら自覚がでるよね。そうだきっとそうだ。
20歳になり…え?20歳になったけど、中身あんまり変わってないよ!え?大人ってどうやったらなれるのーーー!
そして今。ココ。結婚して子供育ててるけど、中身はなーんにも変わってない。
テンパりやすくて、小心者で大人の大きな着ぐるみを着たただのおばちゃんですよ。
なのでね。中学生も高校生も20歳になった人も焦らなくて大丈夫。
こんなみりん風みたいな大人「風」な私でも何とか生きてますよ。
大人の着ぐるみ。案外みんなそうかもよ。
20歳を大人の階段と思った
セーラー服は2周目へのぼる
20歳の頃の自分からビデオレターが届いた。
幼さの残る顔に華やかな化粧と髪飾りをあしらった真っ赤な振り袖姿で「ワタシはどんなオトナになっていますか」とあどけない口調で訊ねてきていた。
きっと貴女の描いていたオトナになっていないけれど、ワタシは結構今の自分が好きだよ。
お互いが20歳になったら伝えようと思っていた
年齢の区切りがついたら
私の気持ちにも区切りがつく
拒否されても、
気色が悪いと言われても構わない
私の気持ちに区切りをつかせて欲しい
これは私の願いだった
私はこの恋が叶うことを願っている訳では無い
ただ区切りが欲しい、諦めが欲しい
そんなのは1人でやれと言われるかもしれない
しかし墓場まで持って行くには
あまりにも大きな十字架だった
長らく付き合ってきたこの思いもここで打ち止めだ
でも私の唇はなかなか開かなかった
積もりに積もったあなたに対する感情全てが
石になって唇の上に乗っかっていた
「あのね、私……」
先に口を開いたのは向こうだった
愛しい紅色の唇が紡いだのは、
あなたにとっての幸福
そしてそれは私にとっての絶望であった
マヤ、気持ちは分かるけど…これ以上の干渉はやめな。
視えたの。ユウキのタイムライン。このままじゃ彼女が危ないのよ。
それは貴方が原因よ。あなたの"能力"が彼女のリスクを引き上げている。忘れないで。この"世界線"のあなたは赤の他人なのよ。
…運命って、こんなにも残酷なのね。どんな世界線にも渡れる唯一無二の力があるのに、大事な人ひとり救えないなんて。
現に周辺の世界線でのマヤの存在が失われてる。確実に足取りを消されてるみたい!?
今日は成人の日。皆ではしゃぎたいはずよね。本当なら姉である私もその輪に入って……。ごめん、やっぱり私行く!他人でも次元が違っても、行かなきゃきっと後悔する。
ふう…。どの途、ここまで追ってくるなら同じかもね。なら一か八か賭けてみるしか。私も付き合うよ、妹さんの20歳のお祝い。