『1000年先も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
1000年先も
語り継がれる物語を書くよ
君に向けた恋愛小説。
本でだけではこの恋を完結させて
─────『1000年先も』
1000年先も
私は1000年先でもあなたを大好きになる
それが大好きをくれたあなたにできる精一杯の恩返しだと思うから
1000年先も、
こうして指を動かして
文字を紡ぐ人がいますように
『1000年先も一緒にいよう』
あなたがそう言ってくれたから私は今まで生きてこれたのに。
どうしてあなたの隣で笑っているのは私じゃないの?
その子は大人しそうで、ショートの可愛らしい子ね。
私とは正反対。
私はあなたと小学校の頃から一緒にいるのに。
ずっとずっとずっと隣にいたのに。
みんなで騒いで楽しんでたじゃない。
私の茶髪のロングの髪をとても綺麗って褒めてくれたじゃない。
だから私はずっと髪を伸ばしてるのよ。
あなたが褒めてくれたから。
なのに、、、
今のあなたの瞳には私は写ってないのね。
酷い。
あなたが私を見てくれるなら何でもする。
たとえどんな事でもね。
私はそう心に決めてあなたから貰った結婚式の招待状を手に結婚式へと向かった。
その後、花嫁のドレスを奪い、殺害したとして逮捕された女がいたのはまた少しあとの話。
1000年先も
記憶をたどると、おそらく幼稚園児ぐらいの時だったと思う。
居間の壁に、鳩時計が掛けられた。祖父の兄弟からの贈り物だったはず。
1時に1回、2時に2回、12時には12回、扉から飛び出して鳴く。13時はまた1回に戻る。半時間にも一回鳴く。
ただ音が鳴るだけではなく、体を大きく上下に揺らし、しっかり口を開いて鳴くのだ。その仕草が愛らしくて、椅子に登って指で針を戻して、何度も鳴かせたのを覚えている。
時間が経てば、流石に馴れた。成長するにつれて、鳴いている姿をあえて目で追うこともなくなった。が、素朴で温かみのあるあの鳴き声が耳に届くと、ほっとしている自分がいることに時折気付く。
我が家の鳩は電池式だ。鳴き声がゆっくりになると、交換の合図。新しいのに換えると、びっくりするくらい速く鳴く。そのたびに、もっと早く換えればと思う。
いつまで鳴いてくれるだろうか。僕が換えるうちは僕が換えよう。そのあとは。
永久乾電池はいつできるのだろう。もし無理なら、太陽光電池に改造しようか。それなら1000年先も鳴けるだろう。
そうしたら思いきって、裏の森の一番立派な杉の木に掛けようかな。あの優しい声が森のみんなに届く。きっと本物の鳩も集まってくる。ひとりで鳴かずに済むだろう。
『涅槃の人』
感情の波 ジェットコースター 悩みの種 明日には
大樹になる 小さな人よ あなたは素晴らしい 命なんて繋がなくてもいいじゃないか 小さいけれど偉い人 いつまで○✖️ゲームを続けるのか 君が起きぬけにスマホを探している いつかその手が未来を掴むことも知らないままに
僕は君の涙を見た日から決めていた。
1000年先まで守り抜き、1000年先も愛すと。
エルフは1000年先も世界を歩き続けた。そこは未来の風で満たされクリーンなエネルギーが溢れていた。
復元された森の秩序は健やかで心地よさを感じながら歩いた。
街では人々が幸福を追求する新たな技術をさらに創り出しているようだった。
人々も長生きになり笑顔で過ごしている。
世界は豊かさに満ちていてエルフは安心しながら歩き続けた。
でもどこからか争いの音が聞こえてくる。エルフがそこに近づくと人々の間の大きな争いを目撃した。
エルフは、人間の本質は変わらないのだと改めて理解した。
エルフは2000年先も歩き続ける。
題「1000年先も」
récit œuvre originale
1000年先のことは、全く考えられない。50年先ですらムリだ。
手塚治虫の鉄腕アトムは、空想上の2007年頃を描いている。…今は何年?
北斗の拳は世紀末、つまり1999年に世界がほぼ滅亡しかかった世界という設定で…いや、今何年だよ。
まあ、これらは娯楽作品でどちらも名作だから未来が外れてるとしても十分楽しめるし、怒る人はいないだろう。
私は中国に関心があって何回も旅行している。
80年代終わり頃、中国映画祭と銘打ってそれまでほとんど見ることがなかった中国の映画を初めて、まとめて見ることが出来るようになった。
当時の中国はとんでもなく貧しく、人々は素朴で、真面目に頑張って生きているようだった。
社会主義の理想を信じても、現実の無惨さに打ちのめされる、そんなストーリーもあった、
ある教師が、眼鏡を壊してしまったが、それだけで生活が圧迫されてしまう。修理もままならない、新品も買えない…。
そんな中国が鄧小平の経済政策によってなんと世界第2位の経済大国に成長してしまった。
その姿を私は興味深く眺めていた。
しかし、何を思ってか習近平は、かつての貧しかった頃の中国に回帰しようとしているようだ。
実際いま、中国経済は破綻しているらしい。
これは冗談では済まされない、娯楽ではないのだ、他人事ながら中国人民の阿鼻叫喚が聞こえるようだ。
私の短い人生に於いても、こんな予測不能が起こる。
まして1000年先は想像しようがあるまい。
ずっと前から
君はここにいて
変わらない景色を見ている
全てのものは満ちて欠けて
そしてこの先も
きっと君は変わらない
いいじゃない
どうせ生きてや
しないわよ
千年後には
キスも無効よ
「1000年先も」
1000年先も僕たちはきっと同じことを繰り返しているよ
「千年先も」
そんな保証
「歴史」がしてくれるだろうか
今や人類は「歴史」に媚びて
自分たちの栄華を延ばそうと
必死になっている
しかし「歴史」もそろそろ
人類を放棄したくなってないか
滅ばないと学べない奴らばかりで
1000年先も
生き続ける。
孤独や悲しみを乗りこえて
最終的には永遠に生き続ける。
未来は変わっているだろう
1000年も経っていたなら
1000先も
この地球の何処かに
今この時代に私が存在したという痕跡か残っていることってあるのだろうか?
誰かに見つけてもらいたいわけではなく
私の一部がこの地球の一部になっているなら
それもいいかな…なんて思った
もしそうなら、できるだけ地球に優しく栄養たっぷりな私のほうがいいかなwww
豊かな水があり
豊かな緑があり
美しい空気の中
調和して生きる
当たり前なんて
あるのだろうか
未来に繋げる為
今できることは
『1000年先も』
1000年前は平安時代。
蹴鞠とか和歌とかのイメージ。
庶民は石蹴りや童歌だったらしいけど、
双六(すごろく)や囲碁が、貴族だけでなく、
庶民にも普及した時代らしい。
1000年先も『遊び』を大切にしたいけど、
スマホ時代の今の遊びって何だろう?
もっと真剣に『遊び』と向き合っていくのも
必要な気もしないでもない。
――1000年―― (!この話はフィクションです!)
「1000年って長いと皆は思うのでしょうか。」
「私には短く感じますね」
そう彼女は言った
普段誰も来ない様な人気の少ない河川敷。
僕はここを毎日、日の昇る少し前から散歩に来て、座って
後悔に溺れる様な生活をしている。
そんな私はただの社会人。
世間の偏見という名の常識や、
当たり前の毎日残業
人間関係のいざこざに付き合ったり、
上司のイライラに付き合い愚痴を聞きやけ酒する毎日
嘘に塗れる汚れた世界に、
体調面、精神面でも限界を感じていた。
そんな僕は最近よく
――「川に流れて消えてしまいたい」
そんな縁起の悪い言葉を呟く様になった。
そんな日々の一時突然横から聞こえた言葉。
「1000年って長いと皆は思うのでしょうか。」
僕は思った。
―そりゃあ長すぎるよ。僕は1000年も生きていたくないね。
けれど決して言葉にはしなかった。
彼女の容姿を確認しようと思い横を向いた
彼女は人ではなく
妖怪と言われる九尾の狐だった
ふわふわとしたその身体に
少しキリッとしているが優しい目をする彼女
言い伝えられている程不気味では無く
逆に愛おしいとまで言える見た目に僕は見惚れていた
「私には短く感じますね」
「なんですか、そんなにじっと見て」
そんな風に言う九尾の狐に上手く僕は言葉を発せなかった
少し時間が経って九尾の狐はこう言った
「本当は貴方を連れ去って行こうかと思ってた」
僕は一瞬目を見開いたがすぐ微笑んでこう言った
「僕を連れ去ってください」
「この汚れた世界はもう嫌ですから。」
「あのね坊や」
「私達九の尾を持つ狐は1000年以上生きている」
「私は生まれた頃の記憶が無いけど、
貴方みたいに1000も生きるなんてゴメンだった」
「無理に生きろなんて言わない。嫌なら逃げればいい」
「自分の限界を知っている様な大人が限界を迎えても一生懸命 に務める理由は分からない」
「あと2日でいい2日生きてみろ」
「その2日は楽しい事を中心に考えてみろ。それからだ」
そう言って狐は消えていった
―――あれから10年
私には今、嫁と子供がいる
今があるのはあの狐のおかげだ
九尾の狐に会ったあの日から2日間色々あった
社に今の嫁が入ってきて私は一目惚れした
もしあの日消えていたら得られなかった感情
なんとなくでも生きる意味はあるのかもしれない
―――――――――――――――――
長くなってしまいました、
10年後は一人称を私にして表現しにくい心の変化を表したんです!
1000年先も
今怖い人がいる
それは…私だ
sarangは忘れてるかも知れないけど…
◯歳過ぎてお互い独身だったら結婚しよう?
って言ったの覚えてる?
と彼が言った
全く覚えていない…
その◯歳が、その今なのだ
冗談っぽく言ったんでしょ?
ううん
前向きな感じで言ってたよ
◯歳って!何で◯歳って言ったんだろ…私
ね?すごいでしょ?
彼と会話する内に、薄っすらと記憶が戻って来た…
髪が長くて、巻き髪の私がいる
彼はまだ結婚してなかったはずだ
でも、彼は今付き合ってる彼女と結婚すると確信した
彼からは結婚の話しなんて出ていないし、
結婚の予定もなかった
私は忘れてしまったけど、
彼女がどんな人か詳しく聞いたはずだ
その時私が感じたのが、
離婚はする
でもすぐじゃない
◯歳過ぎだ
と言う事だった
思い出した
だから、
◯歳過ぎて、お互い独身だったら結婚しよう?
と言ったのだ
彼と彼女は合わないとなぜか思った
長年彼を知ってるせいか、どんな人と合うかくらい分かる
その後、彼は彼女と結婚した
数年が過ぎ、彼は離婚しなさそうだな
私の読みは間違ってたのかもと思い始めてから、
その考えは忘れてしまっていた
結局、私の読みは当たっていた
この感じだと、来世の私たちも分かるかも知れない笑
1000年先、
生まれ変わっても一緒にいたい気がするが、
私から解放してあげたい私もいる
自分も他人も助けたくて守りたいと思ってやった行動を全否定された気分になった。
誰からも理解されないと思ってたはずなのに、仲が良くなったらもしかしたらって期待してた。
そんなこと、あるわけないのに。
取り繕うことも出来なくて、気を使わせたことだけ分かってしまって、誰かのために頑張りたいなんて、想うことが、もうつらくて、苦しくて。
それでも私は、これからも誰かに優しくしたいと思うのだろうか。
そうやって好かれて、喜べるんだろうか。
私の心はすり減っているのに、誰かの笑顔を見れるならいいやって、思えるんだろうか。